大河ドラマ西郷どん30話「怪人 岩倉具視」あらすじ&感想~地元鹿児島人のレポート!

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この記事は鹿児島地元人のララが書いています。

一橋慶喜と決別し、西郷どんはいよいよ討幕活動に乗り出します!

そのためには、怪人「岩倉具視」の協力が不可欠なのですが・・・!?

 

前回のレポートはこちら!

 

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岩倉具視の登場!

岩倉村の古い家で生活をしていた岩倉具視。昔は孝明天皇の側近として活躍し、天皇の娘を将軍家に嫁がせたりした実績を持つ人物ですが、政治争いに敗れて京のはずれの貧しい家に追放され、今はすっかり落ちぶれています。

貧しい家ですが、西郷どんと一蔵を網で捕まえたりといった、かなり高度な警備システムが導入されていましたね(笑)。

お金を何かにつけて要求したり、ずるがしこい「怪人」を、鶴瓶さんが見事に演じていました。

なんだか「岩倉具視」というより、いつもどおりの「笑福亭鶴瓶」さんだったような気もしますが・・・。💦

実際は岩倉具視は西郷どんと3歳しか違わないようです。ドラマとはだいぶギャップがありますね!

 

ドラマの中のみすぼらしい姿からは想像するのは難しいですが、この岩倉具視という人物は今後の歴史で活躍する人物です。

史実では、岩倉村で暮らしていた時から、西郷や大久保と論議を交わし、ついに幕府と薩摩藩&長州藩が「鳥羽・伏見の戦い」で戦った際には、

岩倉具視が天皇の権威の象徴である「錦の御旗」を掲かげ、これを見た幕府軍は敗走し、薩摩藩と長州藩は勝利をおさめます。

実は、岩倉具視はお札(500円札)の顔にもなった人物です。(昭和60年まで発行)

大久保利通(一蔵)は番組最後で岩倉具視を見限っていましたが、将来二人は日本の近代化のために欧米に視察にいきます。

 

裏切りではないのに・・・

桂小五郎と西郷どんが再会しました。

西郷どんは長州が朝廷と幕府の許しをもらえるように全力を尽くしましたが、

結果として禁門の変と長州征伐が発生してしまいました。

桂小五郎は裏切られたと感じているようです。

 

桂小五郎と大久保一蔵があわや一触即発の状態になってハラハラしました。

桂小五郎は「神道無念流」という剣術の達人だったので、一蔵では勝ち目がなかったかも知れません。💦

そのとき「ハイハイハイハイ、そこまで」と割って入って調子よく(かつ見事に)雰囲気を和ませた岩倉具視(鶴瓶さん)の演技がナイスです。

たしかに、自分の家で斬り合いなんてされたら、たまったものではないですよね!

一蔵と桂小五郎は今こそ中が悪いものの、後に岩倉使節団として岩倉具視や大久保一蔵と共に欧米を視察し、新しい政府では二人は協力しあって活躍します。

 

賭博のセンスが…

岩倉具視の家での賭博のシーンでは、西郷どんの予想が外れてことごとく負けていました。

「予想の逆ならば当たるのでは」と一蔵がアドバイスしましたが、それでも負けてしまう二人の様子がほほえましかったですね。^^

 

さてさて、倒幕活動を加速させている西郷どん。禁門の変で一躍有名になった男が「幕府を倒さなければならん」と躍起になっている様子を、

幕府も薩摩藩も放っておくはずありませんよね。

次回も、情勢が大きく揺れ動くこと間違いナシ☆楽しみです♪

 

歴史ロード維新ドラマの道

西郷どんを始め、大久保一蔵、岩倉具視、桂小五郎たちが活躍した幕末と明治。

この時代はさまざまな登場人物が現れて、歴史が目まぐるしく変化するため、理解するのはなかなか大変です。

鹿児島市の甲突川沿いにある「歴史ロード維新ドラマの道」では、歴史ドラマARで、幕末と明治の歴史を分かりやすく理解できます。

 

あらすじ&感想特集(まとめ)

第1話から感想レポートを地元目線で書いています。

西郷どん後追いレポートバナー

 

西郷隆盛特集

西郷どんの盛り上がっている鹿児島の観光スポットをご紹介!

 

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豆知識☆ちょこっと鹿児島弁講座( ..)φメモメモ

今回も、薩摩弁を5つご紹介します♪

・「まぎる」⇒「曲がる」

・「なんだがじゅ」⇒「涙が出る」

・「いん」⇒「犬」

・「でこん」⇒「大根」

・「ないでんかいでん」⇒「なんでもかんでも」

いかがでしたか?読み方としては、語尾を上げるのがポイントです。

次回も大河ドラマ「西郷どん」の劇中に登場するかもしれないし、しないかもしれない薩摩弁をご紹介しますので、楽しみにしていてくださいね!

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