霧島市国分にある塩浸(しおびたし)温泉は、あの坂本龍馬と妻のお龍が日本初のハネムーンで立ち寄った場所です。
どんな場所なのか気になったので、さっそくレポートに行ってきました!
CONTENTS
塩浸温泉龍馬公園に到着!
国分の「ひなた茶屋」でランチを楽しんだ後は、国分市内から空港方面へドライブしました。
深い森に挟まれた川を上流に向かって10分ほどドライブし、温泉街を抜けると塩浸温泉龍馬公園に到着しました。
駐車場に車をとめると、公園の入口にドドーンと龍馬とお龍の看板が!
この日もけっこう観光客がいましたが、NHK大河ドラマ「龍馬伝」が放送された頃は、数倍の人だかりでしたよ!
公園の裏手に階段が見えます。龍馬とお龍は上の集落から、この階段を降りて塩浸温泉に浸かったそうです。
帰り道は上り階段が急なので結構きつそうです。龍馬とお龍が汗をかかなかったか心配。
橋を渡って公園にいきます。川の水がきれいでした。
川辺では子どもたちが、鴨にエサをあげて楽しんでいましたよ♪
川沿いには龍馬とお龍が入浴したという露天風呂があります。残念ながら入浴はできませんが、手をひたすのはOK。
龍馬とお龍の像
さっそく、龍馬とお龍の像にあいさつしに行きました!^^
凛々しい顔の龍馬の表情は、日本の未来を見据えてるようで強い意志を感じます。
反対に、お龍さんの顔はなんとなく心配そう。
お龍さんは「この幸せは長くは続かない。この人と離れ離れになってしまいそう」という不安がよぎっていたのかもしれませんね・・・。
寺田屋事件(1866年3月9日)で刺客に襲われて、龍馬は手をケガしました。
塩浸温泉にやってきたのはケガの治療という目的もあったようです。
彼らが塩浸温泉をハネムーンで訪れたのは1866年5月1日。
坂本龍馬夫妻は、塩浸温泉が気に入ったのか、合計18泊もしたという記録が残っています。
塩浸温泉に滞在中、犬飼の滝など渓谷の散策を楽しみました。
谷川で魚釣りをしたり、鳥を鉄砲で狩ったりもしていたようです。
岩つづじが美しく咲く時期でもありました。
二人にとって人生で一番楽しい日々だったでしょう。
ハネムーンからわずか約1年半後(1867年12月10日)に、龍馬は暗殺さます。
無料で楽しめる足湯♪
不思議なことに、温泉特有の硫黄(いおう)の臭さがほとんどしませんでした。
温泉卵が売られています。1個100円とは安いですね!お支払いは売店で。
そのまま座るとお尻が濡れてしまうので、この腰板を敷きましょう!
お湯はそんなに熱くないし、とても気持ちいいです。長時間のドライブでむくんだ足から疲れが抜けました!
龍馬やお龍と同じ温泉を楽しみたいという方は、足湯すぐ横の「塩浸温泉」へどうぞ。
他にも「龍馬資料館」があったのですが、今回は時間の関係でパスしました。
感想
龍馬さんを見習って近いうちに夫婦でハネムーンにいきたいです。
でも、二人とも長生きしたいですね。
ネムーンが終わってまもなく龍馬は暗殺されてしまうことを思うと、切なくなりました。
次回ここに来たら、温泉に入ってみようと思います♪
急流の近くにある温泉は泉質が良いそうなので、かなり期待しています。
塩浸温泉龍馬公園の情報
アクセス
JR国分駅から車で約30分。JR嘉例川駅から車で約5分。
営業時間
09:00-18:00(月曜は17:00まで)※温泉受付は営業時間の30分前まで。
入園料
入園無料、温泉(大人360円、子ども180円)、資料館(大人200円、子ども100円)
閉園日
月曜日休館。
住所
霧島市牧園町宿窪田3606
電話番号
0995-76-0007
地図
坂本龍馬とお龍がハネムーンでやってきた温泉
周辺の観光スポット
犬飼の滝
美しい滝です!
和気神社
4月~5月の藤の花で有名です。
鹿児島おすすめ温泉特集
鹿児島の魅力的な温泉スポットをまとめました!