江戸に迫る官軍!
勝海舟と西郷どんの対話がはじまります。
果たして慶喜は大丈夫なのでしょうか?
前回のレポートはこちら!
CONTENTS
篤姫と再会
西郷どんは久しぶりに天璋院(篤姫)と再会を果たしました。
幾島はすっかりおばあちゃんになっていましたね。体調もよくないようなので心配です。
西郷どんと篤姫は再会を喜びたかったでしょうが、時代がそれを許しませんでした。
徳川家の存続を願い頭を下げる篤姫に対して、西郷どんは「徳川家を完膚なきまでに潰す」と宣言します。
篤姫は薩摩藩出身とはいえ、徳川家の人です。
父・島津斉彬からお守り(お稲荷様)を託されてから、将軍の妻として徳川家を守ってきました。
そんな篤姫は西郷どんと戦うと言います。
なんとも悲しい再会になってしまいました(´;ω;`)。
せっかくの再会なのに喧嘩別れになったのが残念です・・・。
薩摩藩の者同士が敵対してしまうのが、時代のためとはいえ悲しいです。
勝海舟との会談
西郷どんと勝海舟の会談が始まりました。
西郷どんは最初あくまで江戸城を攻撃するつもりでしたが、、、
弟・信吾から「戦の鬼」とまで呼ばれ、修羅と化してしまったかにみえた西郷どん。
しかし、民を守ることは、主君・島津斉彬の願いでもあり、若き日の西郷どんの目標そのものでした。
軍賦役(戦の司令官)という立場では、軍隊の指揮を保つために強硬な態度をとる必要がありますが、
西郷どんは自分の心を鬼にしきれなかったのでしょう。
「江戸で戦争が起きれば、たくさんの民が苦しむ。」という勝海舟の言葉に西郷どんも心を動かされました。
江戸幕府を守ることができた勝海舟の感極まった表情が素敵でしたね。
言葉無くして表情だけでここまで演技できる役者さんはすごいと思いました。
最後に勝海舟が「上野に西郷どんの銅像を建てようか」と言っていましたね。
上野の西郷隆盛銅像は有名ですが、実際に勝海舟が提案したという話はいくら探しても出てきません。
上野公園は彰義隊(幕臣や新政府に不満を持つ士族が結成した部隊)と官軍が戦った激戦地。そこに自分の銅像を建てられた西郷どん。きっと驚いたでしょうね!
慶喜と再会
西郷どんは勝海舟と会談した後、久しぶりに一橋慶喜と再会しました。
前回、大坂城に兵を残したまま江戸に逃げ帰る慶喜は、なんとも哀れで格好悪く見えましたが・・・。
実は慶喜が江戸に逃げたのは、フランスとイギリスが日本を侵略するのを防ぐための、苦渋の決断だったのです!
これを知ったときは私も驚きました。
西郷どんは「よくぞ逃げた!」と慶喜を称えました。
逃げるという行為は恥ずかしいイメージが強いですが、「時には逃げることが得策になることもあるのだな」と考えさせられました。
しかし・・・、西郷どんは一橋慶喜を倒すために鳥羽・伏見の戦いに参戦しましたが、
一橋慶喜が考えたように、鳥羽・伏見の戦いにフランスやイギリスが介入する危険性を考えなかったのでしょうか?
一橋慶喜が薩摩をフランスに差し出すかもしれないという情報は入っていたはずなのに…( 一一)?
疑問は残りましたが、とにかく二人が腹を割って話し合い、仲直りしてよかったです。
江戸城無血開城
戦争は起きることなく、江戸城は新政府軍に明け渡されました。
天璋院から受け取った幕府の書物のなかに、二宮尊徳の農業に関する書物を見つけます。
西郷どんは「これがあれば民の暮らしが良くなる!」と嬉しそう。
ハッピーエンドに思えましたが・・・。時代は西郷どんに休憩を与えてくれません。
江戸では幕府の家臣たちが反乱を起こし、榎本武明たちが幕府の軍艦で東北地方に逃げ去り、東北諸藩は新政府と戦う構えを見せます。
西郷どんは再び戦いに身を投じていきます・・・!
いつになったら終わるとも知れぬ戦いの日々へ。
維新ふるさと館の紹介
西郷どんをはじめ維新の英傑をたくさん生み出した鹿児島市加治屋町。
維新ふるさと館では、明治維新をより深く理解することができます。
あらすじ&感想特集(まとめ)
第1話から感想レポートを地元目線で書いています。
西郷隆盛特集
西郷どんの盛り上がっている鹿児島の観光スポットをご紹介!
大河ドラマ「西郷どん」観光コース
おススメの「西郷どん」観光コースを交通手段・地域ごとにまとめました!
豆知識☆ちょこっと鹿児島弁講座( ..)φメモメモ
今回も、薩摩弁を5つご紹介します♪
・「きゅ」⇒「今日」
・「きぬ」⇒「昨日」
・「いだっけ」⇒「行ってきなさい」
・「ふっとが」⇒「大きい」
・「こまんか」⇒「小さい」
いかがでしたか?読み方としては、語尾を上げるのがポイントです。
次回も大河ドラマ「西郷どん」の劇中に登場するかもしれないし、しないかもしれない薩摩弁をご紹介しますので、楽しみにしていてくださいね!