鹿児島市桜島にある「小鳥(こがらす)神社」のご紹介です。
小学校のそばにある神社で、やはり学問にご利益があります!
試験を控えた方は参拝するとご利益があるかもしれません。
アクセス&駐車場情報
桜島フェリーターミナルから海岸沿いを北上し、車で約5分の場所にあります。
小学校の裏手に、ひっそりと鳥居が建っています。
鳥居
石碑には「村社 小鳥神社」の文字が刻まれています。
一礼してから参拝します。
境内には大きな木が勢いよく天に梢(こずえ)を伸ばしています。
なお、右側にある建物は桜州小学校です。
学問の神様「天神様」が鎮座しています。「天神様」はもともと小学校の校庭に鎮座していましたが、神舎改築と同時に小鳥神社へ移されたそうです。
夏祭りでは子どもたちが灯篭(とうろう)を持ち寄って賑わい、秋の例大祭も盛大に祭典が行われています。
手水舎
人がしばらく参拝していないのか、落ち葉が少し溜まっていました。
社殿
決して大きくはありませんが、シンプルで力強い印象を受ける社殿です。
御祭神
小鳥神社では、天神様の他にどのような神様を祭っているのでしょうか?
神武天皇(ジンムテンノウ)
神武天皇は初代天皇です。
天高原から高千穂に降臨した天孫ニニギノミコトから2代目ヒコホホデミノミコト、3代目ウガヤフキアエズノミコトまでは神代3代と呼ばれています。
ウガヤフキアエズノミコトの皇子だった神武天皇は、南九州の高千穂を旅立ち、兄弟たちと共に東へと旅立ちます。
数多くの困難を乗り越えながら諸国の豪族や神々を服従させ、ついに大和(現在の奈良県)にたどり着き、最初の天皇として即位しました。
神武天皇は、延命長寿・開運将来・病気治癒などのご利益で有名です。
歴史
小鳥神社はもともと現在の場所より西側の海に突き出た穂崎(方崎)に鎮座していました。
しかし、小鳥神社の前を白い帆の船が通るとひっくり返るということが起こったので、現在の場所に移されたようです。
このような伝説があることを考えると、かなりパワーの強い神社であることが伺えますね。
御朱印情報
社務所はありません。
小鳥神社の参拝情報
住所
鹿児島県鹿児島市桜島小池町56
地図
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