大隅の有名なお祭り「弥五郎どん祭り」のご紹介です。
毎年11月3日に盛大に行われるお祭りです。特に「弥五郎どんの浜下り」は迫力がありますよ!
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鹿児島から大隅町に移動
10時ごろ鹿児島市を出発しました。
鹿児島市から加治木まで国道10号線を進み、加治木ICから高速道路に乗って、東九州自動車道を進みます。
東九州道は道がまっすぐで運転しやすく、緑が多いのでドライブが気持ちいです。秋空も澄み渡っていてすがすがしい!
大賑わいの会場
弥五郎どん祭りの開催される岩川八幡神社は、東九州自動車道の曽於弥五郎ICを降りて10分ほどの場所にあります。
私は12時ごろに会場に到着しました。
ところが、ほとんどの駐車場は満車。車を停めるのに苦労しました。なんとか会場付近のJA農協の駐車場に停められました。
弥五郎どん祭りに来るときは、もっと時間に余裕をもって来たほうがよさそうですね。
歩いて岩川八幡神社に向かいます。
神社に向かう途中でお祭り仕様に飾られたカラフルな防犯パトロールカーを見つけました。
岩川八幡神社に続く道には出店がならび、お祭りをたのしむ人たちがギッシリ!
ものすごい賑わいっぷりです!人ごみの間をなんとか縫うようにして進みます。
今日は奥さんと赤ちゃんを連れてきませんでしたが、とてもベビーカーを押す余裕はなさそうです。連れてこなくて正解だったかも・・・。
弥五郎とは?
道路の信号機の電柱が弥五郎どんになっていました。信号機の部分が、脇差になっているんですね。
目がギョロッとしていてにらんでいるような表情は、一見怖い感じがしますが、どことなく愛嬌があります。
弥五郎とはこの地域にいたとされる伝説の巨人です。
その性格は優しくて力持ち。地元の人々を洪水などの天災から守っていたそうです。
地元の子どもたちが目指す理想の人物像にもなっています。
その人気っぷり、西郷隆盛に似ていますね。
岩川八幡神社に到着
人ごみをかきわけて、なんとか岩川八幡神社前の鳥居までやってきました。
巨大な弥五郎どんが出てくるのを見ようと、人がギッシリ詰めかけています!
テレビの報道陣の方が、特設スタンドでカメラを構えていました。
私はちょうどこの特設スタンドの真下に立つことができました。
午後1時、ついに弥五郎どんが姿を現しました!
弥五郎どんは浜下り当日の午前1時から制作されます。
身長は4.85メートル、脇に差している二本の刀は、それぞれ4.85メートル、2.85メートルもあります。
弥五郎どんのイナバウアー
巨大な弥五郎どんが高架下をくぐります。この瞬間が、このお祭りの目玉です。
このとき、フィギュアスケートの荒川静香選手のようにイナバウアーの姿勢になります。
橋の下を潜り抜ける様子を捕らえました。
大勢の観衆が息をのんで見守る中、ゆっくり進みます。
今年も無事にくぐることができました!
地元の人たちが精いっぱい盛り上げているお祭りで、たくさんパワーをもらいました。
弥五郎どんの浜下りの動画
弥五郎どんが岩川八幡神社の鳥居から現れ、イナバウアーする瞬間を撮影しました。
とても迫力があるので、ぜひご覧になってください。
弥五郎どんの浜下り祭りの観光情報
アクセス
鹿児島市から高速道路経由で約1時間半。駐車場は指定された場所をご利用ください。
開催日
毎年11月3日(文化の日)
開催時間(2016年)
13:00(神社出発)- 15:45(神社着)
地図
大隅最大のお祭り
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