※よりみちクルーズは2023/3/26で運航終了となりました。
「よりみちクルーズ」は、桜島と錦江湾をフェリーで楽しむ約50分のプチクルーズです。
定期航路ではわずか15分で桜島に到着してしまいますが、「よりみちクルーズ」のコースは南に大きく迂回するので、普段は見ることのできない美しい桜島の景色を、様々な角度から楽しめます。
あなたも、桜島フェリーよりみちクルーズに乗ってみませんか?
CONTENTS
念願の桜島フェリーよりみちクルーズに参加!
大きな台風が鹿児島市を通り過ぎた翌日。
見事な秋晴れだったので、家族で桜島に行くことにしました♪
今回のお目当ては、『桜島フェリーよりみちクルーズに乗って、いつもと違った桜島の風景を楽しむ』ことです!
よりみちクルーズとは?
鹿児島市が運営している桜島フェリーは、鹿児島市と桜島を結ぶフェリーで、24時間年中無休で運行しています。
桜島でのスポーツ大会や日帰り観光でよく利用する方も多いと思います。
そんな市民になじみの深い桜島フェリーが、平成23年3月10日から運航しているのが、「よりみちクルーズ」。
毎日午前11時05分に鹿児島港を出港します。
桜島と錦江湾の魅力を海上から約50分間で身近に楽しめる「プチクルーズ」として、いつもの桜島への船旅を少し贅沢に楽しめます♪
よりみちクルーズの運行コース
ふだんの定期航路とは異なり、錦江湾を大きく南に迂回します。
鹿児島港⇒神瀬⇒大正溶岩原沖⇒桜島港の順に巡っていきます。
ひらがなの“ひ”の文字のようなコースをたどります。
天気が良ければ、鹿児島県本土の3大火山である桜島、霧島、開聞岳を眺望できますよ。
また、錦江湾に生息するイルカにも出会えるかもしれません!
よりみちクルーズに乗るには?予約は必要?
鹿児島港フェリーターミナル内・桜島港フェリーターミナル内にある乗船券発売所や、鹿児島中央駅総合観光案内所(旅客のみ取扱い)で乗船日の1ヶ月前から購入することができます。
出港直前は窓口が込み合うことがあるので、乗船券は10時45分頃までに購入したほうが良いそうです。
車で乗り込む場合は、前もって予約すると乗船することができます。場合によっては、予約なしでも乗船できます。
ちなみに、私たちも予約無しで乗船することができました♪
(この日の乗船車両は、私たちの車も含め8台でしたよ☆)
料金は鹿児島港で前払いになります。
☆ 車両で利用する場合は、10時30分ごろまでには受付、運賃の支払いを済ませましょう ☆
車と一緒に、よりみちクルーズを楽しもう♪
桜島に着いたら、ドライブを楽しみたい人も多いはず☆
そんな時は、マイカーも一緒にクルーズ船に乗船させちゃいましょう♪(もちろん車両の料金は発生しますので、ご注意ください!)
桜島フェリーの鹿児島港ターミナルに着いたら、スタッフの案内にしたがって、通常の桜島フェリーに乗船する車列とは違う列に並びます。
白い車で隠れていますが、丸い円で囲んだあたりに、車両で乗船する客用の乗船券売り場があります。
簡易テーブルが置かれ、スタッフの方が対応をされています。
乗船する車の車種(車のサイズで乗船料金が異なります)と乗船する人数を伝えて、料金を支払うと、乗船券の半券をもらいます。
その半券を、桜島港を下船した後の料金所で渡すシステムです。
※よりみちクルーズは鹿児島港から桜島港までの片道クルーズなので、乗船料金は片道分です。
帰路は通常の桜島フェリーを利用します。
よりみちクルーズでも名物のうどんを楽める♪
乗船してから、さっそく桜島フェリー名物のうどんを食べることにしました。
うどん屋さんは、もちろん「よりみちクルーズ」でも営業しています!
普通の桜島フェリーだと15分で到着してしまいますが、よりみちクルーズだと50分なので、景色を楽しみながらゆったり食べることができます。
今回は『月見うどん』をいただきました♪
うどんを食べていたら、船が動き出しました☆
いざ出港!
この日は絶好のクルーズ日和♪
視界は良好☆風向きもバッチリ☆(桜島の上空の風向きを前もって確認しておくと、降灰でひどい目に合わずに済みますよ!)
桜島のどんな表情が楽しめるのか、楽しみです!しゅっぱーつ!!
運行中は、客室と展望デッキから景色を楽しみます。
展望デッキからは雄大な桜島の姿を見ることができます。
青い海に映える険しい岩肌は、まさに迫力満点!!
私は地元人なので、ほぼ毎日桜島を見ていますが、「よりみちクルーズ」で普段より間近で桜島を見て感動で鳥肌が立ちました!
客室と展望デッキにはガイドさんがいます。
桜島のことについて詳しくお話をしてもらえます。
ガイドさんいわく、桜島が噴火する際には、まずは水蒸気があがってから噴火するそうです。
お!さっそく火口から水蒸気が上がり始めた!
続いて勢いよく噴煙が上がりました!
桜島の活動を間近で見ることができるのが「よりみちクルーズ」の魅力です。
神瀬(かんぜ)
神瀬は干潮のときには海面から現れて、満潮のときは海に沈む瀬です。
よりみちクルーズのコースは、この神瀬を折り返し地点のようにグルッっと回ります。
灯台の高さは18メートルあります。(光は24キロメートル先まで届きます)
神瀬は1863年の薩英戦争では、イギリス艦の侵攻に備えて石垣が積まれて台場が築かれました。
大正大噴火(1914年)で桜島から大量の溶岩が流れ出しました。これによって、桜島と鹿児島市の間の海峡の幅が狭くなり潮流が激しくなった結果、神瀬の石垣は崩れ、今では台場の面影はなくなっています。
よりみちクルーズの紹介動画
海風を感じながら、リラックスしてクルーズを楽しむことができました♪
こんな桜島観光も時にはいいものだね♪と、家族3人大満足でした☆
さまざまな表情の桜島を撮影したので、気合いを入れて動画を作成しました!
ぜひご覧ください!!(*^-^*)
最高にきれいな景色ですよ!
よりみちクリーズの情報
出港時刻
11:05(1日1便)
所用時間
50分
料金
大人500円、小人250円。車両は別途料金あり(詳細はこちら)
※鹿児島港にて前払い。
予約
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