鹿児島市金生町にある小さな「大国主(おおくにぬし)神社」のご紹介です。
昔から繁華街・天文館の発展を支えてきた神社です。きっと金運のご利益は大きいでしょう!
縁結びで有名な神様が祭られているので、ご夫婦や若いカップルはぜひ参拝してはいかがでしょうか?
アクセス
鹿児島市最大の繁華街・天文館の一角に、大国主神社があります。
いつもたくさんの人と車が行き交う場所にあるので、油断すると見落としてしまいそうな場所にあります。
大国主神社は「みずほ銀行鹿児島支店」の前にあります。
市電で来る場合は「いづろ」電停で下車してすぐです。
車の場合は近くのコインパーキングを利用しましょう。
神社の外観
私が参拝したときは神社の「六月灯祭り」の日だったので、祭りの垂れ幕が下がり、出店用のテントが設営されていました。
神社はほとんどテントに隠れています。下の写真を見て、社殿がどこにあるか、わかりますか?
毎年7月になると、鹿児島県内の神社で「六月灯祭り」が行われます。
もちろん、この大国主神社でも「六月灯祭り」があります。
大国主神社の前にはたくさんの提灯(ちょうちん)が並べられていました。
鳥居と社殿
鳥居の後ろは銀行の外壁です。鳥居の右側には手などを清める手水舎があります。
大きさは小さいですが、にぎやかな繁華街にあるのに、鳥居の前に立つと、心がスーッと落ち着き、背筋が自然と伸びます。
祭神と御利益
大国主神社は大国主命(オオクニノヌシノミコト)を祭っています。
大国主命は15神もの妻と150神もの子どもを持つ神様です。
「縁結び」「家内安全」「子宝」の神様として有名です。
日本の国土を造って地上世界を支配していましたが、天界の神様(アマテラス)に要請され、地上世界を明け渡す代わりに、目に見えない世界である幽世(かくりょ)の神様となりました。
このことから「国造り」「国譲り」の神とも呼ばれます。
また、大国主命は「金運」「商売繁盛」のご利益でも有名です
大国主命を祭っている神社で有名なものに、出雲大社があります。
「金運」というのは、昔から栄える商店街にある神社らしいご利益ですね。
隣りに銀行があるのも、なんだかしっくりきます。^^
大きな石灯篭
大国主神社の前には、大きな石灯篭が建っています。
昔はこの石灯篭の近くが海だったため、この石灯篭には明かりが灯され、「灯台」として役立っていました。
現在の市電沿いには、江戸時代から港の商人たちがたくさん住み、ずっと昔から栄えてきたエリアです。
残念ながら第二次世界大戦で昔の社殿は焼けてしまいましたが、戦後の住民の強い要望で、現在の社殿が復活しました。
大国主神社は昔から天文館の発展を支えてきて、人々の強い心のよりどころであったことが伺えますね。^^
なお、この「石灯篭」は「いづろ」と読まれ、この地域一帯や最寄りの電停の名前にもなっています。
御朱印情報
社務所はありません。
各種参拝情報
住所
鹿児島市金生町7
地図
金運・縁結びのご利益
近くのランチ・観光スポット
鹿児島市最大の繁華街・天文館のランチスポット・観光スポットをまとめましたので、ぜひご参考にしてください。^^