鹿児島市桜島町の大元(おおもと)神社のご紹介です。
日本書紀に記されている最初の神様を祭る神社です。
縁結びや病気平癒にご利益があるようなので、ぜひ参拝してはいかがでしょうか?
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アクセス&駐車場情報
桜島フェリーターミナルから車で海沿いを北に向かい、約15分かかります。
大元神社を見つけたとき、大きくそびえるアコウの木にびっくりしました!
近くに駐車場はないので路肩に駐車して参拝することになりますが、通行する車のご迷惑にならないようご注意ください☆
アコウの樹齢はなんと130年もあります!
鳥居
アコウの下に鳥居が建っています。
桜島で赤い色の鳥居は珍しいですね。
何度も噴火に見舞われながら、アコウの木がここまで大きく育ったのは奇跡だと思います。
まさに、この木は巨大な生命力と幸運の象徴ですね!
社殿
社殿は木々に囲まれるように佇んでいます。
社殿は1985年(昭和60年)に改築されたものです。
社殿の裏には階段があり、ゲートボール場のような広場がありました。おそらく地域の人たちの憩いの場なのでしょうね。
社殿の両脇には、社殿を守るように石の祠(ほこら)が建っています。
祭神
大元ノ神(オオモトノカミ)
日本の神々のなかで最高位のグループに属している神様です。
天と地が出来上がったときに生まれ、日本書紀では「最初の神様」とされています。
商売繁盛、病気治癒、縁結びなどのご利益で有名です。
今も活発な火山活動を続ける桜島は、地球の原始的で巨大なエネルギーを感じさせる場所です。
そう考えると、桜島は天地創造の神である大元ノ神が祭られる場所としてふさわしいですね!
櫛磐間戸神(クシイワマドノカミ)・豊磐間戸神(トヨイワマドノカミ)
最高神アマテラスの命を受け、ニニギが地上を統治するために霧島に降臨したとき、一緒に付き添った武の神様です。
大きな神社では鳥居の両脇などで祭られていて、外敵や悪霊を防いでいます。
歴史
大元神社がいつ建てられたのかは不詳ですが、春秋の祭典、元旦祭、七草祭、夏祭り(六月燈)等の行事が今でも氏子の方々によって盛大に行われています。
なお、遠い昔に鹿児島神宮とのゆかりが深かったと伝えられていて、鹿児島神宮と錦江湾を隔てて向かい合うように建てられています。
御朱印情報
社務所はありません。
大元神社の参拝情報
住所
鹿児島市桜島二俣町2724
地図
鹿児島神宮の真向かいに建つ神社。