鹿児島県薩摩川内市の新田神社のとなりに、ニニギノミコトが眠る「可愛山陵(えのみささぎ)」があります。
ニニギノミコトはアマテラスの命を受けて日本に降り立ち統治を始めた神様で、天皇家の皇祖神(祖先)です。
日本の創世神話に関心のある方は、ぜひ訪れてほしい聖地です!
CONTENTS
可愛山陵の歴史と初代神武天皇
古い書物(古事記や日本書紀)によれば、皇室の祖神である天照大神(アマテラス)の命を受け、ニニギノミコト(アマテラスの孫)が日本の地に降り立ち、日本の統治を始めました。
ニニギノミコト、ヒコホホデデノミコト、ウガヤフキアエズノミコト(初代天皇の父)が統治していた時代は神代三代といわれます。
鹿児島には(諸説ありますが)これら三柱の神々の御陵(お墓)があります。
神武天皇とこれらの神様の関係を表にまとめると、こんな感じになります。
曽祖父・天津日高彦火瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)
祖父・天津日高彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)
父・天津日高彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ウガヤフキアエズノミコト)
神武天皇の祖父にあたるニニギノミコトが眠る可愛山陵をご紹介します。
アクセス&駐車場情報
JR川内駅から車で約11分かかります。
可愛山陵は新田神社のすぐ裏側にあるので、新田神社の無料駐車場を利用しましょう。
可愛山陵(えのみささぎ)
新田神社本殿横から、可愛山陵(えのみささぎ)に向かうことができます。
身重の嫁さんが気になり「結構歩かないとといけないのかな」と不安になりましたが、5分もかからずにつきました!
ここが伯母(天照大神)の命で天高原から日本の地に降り立ち、日本を創生したニニギノミコトのお墓です。お墓に入ることはできませんでたが、周囲が森の神聖なパワーで満ち溢れているのを感じました。
どれどれ・・・看板を近くで見てみます。
宮内庁の管轄なのですね。お墓の前で失礼のないように注意書きが書かれています。
ニニギノミコトのお墓の前にも巨大なクスノキを発見しました。
ニニギノミコトの御霊が宿っていそうな、神秘的なオーラを感じました。
可愛山陵の観光情報
住所
薩摩川内市宮内町1935−1
地図
天孫ニニギノミコトが眠る場所
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新田神社
ニニギノミコトを祭る神社です。安産に御利益があります。
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