フェリーみしまは、鹿児島市と三島村(竹島・硫黄島・黒島)を結ぶフェリーです。
私は硫黄島の絶景温泉「東温泉」に浸かってみたい!!と思い立ち、この船を利用しました。
フェリーみしまで硫黄島へは約4時間半かかります。
他の交通手段としては航空チャーター便があるのですが、片道3万円。フェリーみしまはなんと片道3600円!!
今後、三島村へ行く方の参考になればと思い、フェリーみしまの船内をご紹介します!
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時刻表・運行状況はこちら
フェリーみしまは鹿児島市と、竹島・硫黄島・黒島を結ぶフェリーです。
フェリーは毎日運航している訳ではありません。週3~4回運航しています。
「日帰り便」もありますが、ゆっくり観光する場合は、どうしてもいずれかの島で一泊する必要があります。
運賃
- 二等客室 3,600円(片道)
- 一等客室 7,200円(片道)
フェリーみしま旅客待合所
ドルフィンポートのすぐ近くにあります。
フェリーみしま船内では自動販売機だけでレストランはありません。あらかじめ船に乗る前に食べるものを買い込んでいたほうがいいです。
こちらが待合室です。
アフリカ発祥の楽器で、硫黄島の名物「ジャンベ」が大量に置かれています。
乗船する場合は乗船申込書を記入してから切符を購入します。
待合室には観光マップも置かれているので、もらって旅の予習をしましょう♪
フェリーみしまの船内
それでは、いよいよ乗船です!
案内書
ここはフェリーみしまの案内所です。椿湯・せっけんなどお土産用の特産品も売られています。
案内状にはかごに盛られた長命草入りクッキーがお土産として売られています。200円とお得です!ちょっとしたお土産にいいですね。
クッキーに使われている長命草は硫黄島の特産品です。
ビタミン、ミネラル、食物繊維がとても豊富で、美容液やサプリメントの原料にもなっています。
旅の記念に購入して家族で食べてみましたが、長命草のクセの強い風味がアクセントになっていて、美味しかったです☆
美容に関心のある方は食べてみてはいかがでしょうか。
客室
二等客室(いわゆる雑魚寝部屋)は2部屋あります。私が出港30分前に乗船したときは、お客さんですでにいっぱいだったため、残念ながら写真撮影はできませんでした。
もし場所を確保したいのであれば、だいぶ出港時間に余裕をもって乗船しなければ難しいのではないかと思います。
なお、硫黄島は最終港ではないので、客室で寝て過ごす場合は、うっかり寝過ごさないように気を付けたいですね。💦
なお、こちらは一等客室の入口です。どんな部屋なのか気になりますね。
休憩室
こちらは休憩室です。自動販売機が置かれていて、船の外をながめながら、ゆっくり休憩できるようになっています。
こちらのレストスペースには、ジュースやお酒のほか、カップラーメンの自動販売機もありました。
部屋の前の書棚には、懐かしいマンガがたくさん!これを読んで時間をつぶすのも良いかもです。
最上階デッキ
風に吹かれながら海原を眺めていると、とても気持ちよいです。
少しかすんでいましたが、長崎鼻と開聞岳が見えました。
到着まで屋上デッキで海風を感じながらゆっくりと過ごすのもいいですね☆
竹島
鹿児島港を出港して3時間半、竹島(人口約90人)が見えてきました!
竹島は険しい絶壁の海岸に囲まれています。
島全体がタケノコの美味しい「大名竹」で覆われています。
大名しか食べられない高級品であることから、その名前がついたとか。ぜひ食べてみたいですね!
竹島から約1時間で硫黄島に到着します。
硫黄島
いよいよ旅の目的地、硫黄島が見えてきました!
硫黄岳が、荒々しく煙を噴き上げています!山の中腹のいたるところからも噴煙が上がっていました。
「地球は生きているのだ」と実感しましたよ。
硫黄島周辺の海岸は、海底から温泉として噴出する硫黄で黄土色に染まっています。
下の写真は硫黄島に入港するときの様子です。港の海面が一面黄土色です!
竹島の澄んだ海とは違った色に驚きました!
なお、硫黄島港でフェリーが出発・到着するときはジャンベの演奏によるお出迎えがあります♪
島の人たちの温かさを感じるお出迎えです。
下の動画は島を出発するときの演奏の様子です。
4時間の船旅は、毎日せわしく生活している私たちに束の間の休息を与えてくれました。
浴室はないので、ご注意くださいね☆
ぜひフェリーみしまに乗って三島村を観光されてください!
硫黄島観光地マップ
硫黄島でゆったりした島旅を楽しみませんか?