鹿児島市新屋敷町の「船魂(ふなたま)神社」のご紹介です。
甲突川の近くにある静かな街並みに佇む神社です。
心がすっと洗われるような気持ちになれますよ♪
CONTENTS
アクセス&駐車場
市電「武之橋」電停を降りて徒歩約400メートルです。
甲突川沿いを歩いて少し住宅街に入った場所にあります。
ちょっと場所が分かりにくかったので、写真を撮影してきました。
下の写真をご覧ください。電車通りから歩いてきたら、この位置で左に曲がります。(神社の看板が目印です)
下の赤枠で囲ってある部分が神社です。
ちなみに、道路を挟んで向かい側にコインパーキングがあります。(1時間200円)
鳥居
とても天気の良い日に参拝できました。
鳥居に掛けられた神社の文字が青空に映えてなんとも色鮮やかです。
手水舎
こちらで体を清めて参拝しましょう。
長い歴史を感じる手水舎です。
手水舎の横には大きな石塔があります。この石塔も長い歴史がありそう。
社殿
神社としては黒が基調の珍しい社殿です。
島津家の家紋「丸に十字」が刻まれています。
御祭神
船魂神社はどのような神様を祭っているのでしょうか?
伊邪那岐命(イザナギ)・伊邪那美命(イザナミ)
日本で最初の夫婦の神様です。
この二人の神様より前の神様は性別がありません。
イザナギとイザナミの間にたくさんの神々が生まれました。
最高神と呼ばれる天照大神(アマテラス)もその神々の一人です。
猿田彦命(サルタヒコ)
アマテラスの甥に瓊瓊杵尊(ニニギ)がいました。
アマテラスはニニギに地上界に降りて統治するように命令し、ニニギを地上まで道案内した神様が猿田彦命(サルタヒコ)です。
サルタヒコは「導きの神様」として有名で、「交通安全」や「縁結び」などのご利益で有名です。
底筒男命(ソコツツオ)、中筒男命(ナカツツオ)、表筒男命(ウワツツオ)
イザナギは火の神・カグツチを出産したときの火傷が原因で亡くなってしまいました。
イザナミはイザナギに会おうと黄泉の国に行きましたが、イザナミは腐った死者の姿に変わり果てていました。
みにくい姿を見られたイザナミはイザナギを追いかけましたが、イザナギはなんとか逃げ切りました。
イザナギが黄泉の国の汚れを落とすために水を浴びると、これら三人の神様(住吉三神)が生まれました。
このエピソードから、住吉三神は汚れや災厄から守ってくれるという「厄除開運」のご利益で有名です。
歴史
江戸時代初期の、薩摩藩の港は鶴丸城の東北(現在の春日神社あたり)にありました。
その近くに航海の安全雄を祈願するために船魂神社が建てられました。船魂神社の周囲には、江戸時代に官船が置かれ、役人、町民、船鍛冶、船手などが住みとても賑わっていました。
※春日神社には薩摩藩の軍港跡の石碑があります。
その後、港には川から流れた土砂が堆積し水深が浅くなったため、港と船魂神社は現在の場所に移されました。
現在も船魂神社は「交通安全」「航海安全」など、生活守護の神として崇拝されています。
六月灯祭り
毎年7月2日に行われます。
御朱印
こちらで御朱印をいただけます。
船魂神社の参拝情報
電話番号
099-226-7457
住所
鹿児島市新屋敷町5−15
地図
御朱印あり
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