祇園之洲公園~ザビエル上陸記念碑、我は海の子発祥の地~

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この記事は鹿児島地元人のララが書いています。

鹿児島市北部にある祇園之洲公園は地元の人たちの憩いの場です。ここには、ザビエル上陸記念碑や歌謡「我は海の子」の記念碑があります。桜島を眺めるのに最高のスポットですよ!

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ザビエル上陸記念碑

祇園之洲公園には、1549年に日本に初めてキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルの上陸記念碑があります。記念碑の動画を撮影してきました。

1549年にザビエルがキリスト教を日本に伝えたことはよく知られていますが、日本の鹿児島に上陸したということが意外に知られていないのが残念です。

ザビエル神父もこの立派な桜島を初めて見たときはびっくりしたのではないでしょうか?そして、桜島の壮大な姿を見て、「日本での布教をがんばろう!」と勇気づけられたかもしれません。彼は当時の薩摩藩主・島津貴久(1514-1571)に謁見し、キリスト教布教の許可を得ます。

ちなみに、鹿児島市内の天文館エリア近くには「ザビエル公園」があります。

 

歌謡「我は海の子」誕生の地

祇園之洲公園には「我は海の子」の歌詞が書かれた石碑があります。なぜここに歌詞があるのでしょうか?

我は海の子

我は海の子は、ちなみにこんな曲です。誰もが一度は聞いたことのある曲だと思います。

実はこの曲、鹿児島県出身の宮原晃一郎という人が作曲した歌です。彼は10歳までこの付近の海岸で育ちました。その後、北海道へ移住しますが、小さい頃によく遊んだ鹿児島の錦江湾の海岸に思いを馳せて作ったのが「我は海の子」です。

今では音楽の教科書にも採用されるほど、有名な曲になっていますよね。私も小学校のときに歌ったのを記憶しています。

 

桜島の絶景スポット

桜島をとても近くから眺めることがあります。迫力がありますよ!写真を撮影したのは、ちょうど夕方でした。

祇園之洲公園

 

桜島フェリーがすぐ近くを航行しています。遠く向こうに指宿の知林ヶ島が見えます。

桜島フェリー

キリスト教布教という強い決意を抱いたザビエルの上陸や、宮原晃一郎さんの幸せな幼少時代を見守ってきた桜島。

海から吹く潮風がとても気持ちいい場所でした。

 

祇園之洲公園の観光情報

アクセス

鹿児島シティビューバスで来る場合、「祇園之洲公園」または「石橋記念公園前」で下車。電車またはJRの場合、JR鹿児島駅から徒歩15分。車で来る場合は石橋記念公園に駐車するといいです。

営業時間

通年

地図

鹿児島シティビューバス(城山・磯コース)のマップ

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