鹿児島県霧島市には、邪馬台国の女王卑弥呼を祭る「卑弥呼神社」があります。
日本の歴史に関心がある方は参拝してはいかがでしょうか。
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アクセス&駐車場情報
隼人東ICから車で約15分、鹿児島空港から車で約15分かかります。
神社の前に広々とした無料駐車場があります。
下の写真で左側が卑弥呼神社、右側が駐車場です。
鳥居
古代の女王を祭る神社だけに立派な神社かと思いきや、素朴な鳥居が木々に隠れるようにひっそりと建っています。
鳥居のとなりに由緒記があります。
手水舎
昔ながらのポンプ式の珍しい手水舎です。
残念ながらポンプが故障しているため、水はでませんでした。
社殿
古代の神様を祭っている割には、建て替えられて間もないのか、新しい感じのする社殿です。
社殿のとなりには「卑弥呼」を連想させる銅像があります。
2メートル以上の高さがあり、とてもパワーを感じます。
祭神
卑弥呼(ひみこ)
古代に存在したという邪馬台国の女王です。
卑弥弓呼(ひみここ)
邪馬台国と争っていた狗奴国の男王です。
歴史
中国の古い歴史書によると、3世紀には日本には邪馬台国という国があり、卑弥呼という女王が占いで治めていました。
また狗奴国には、卑弥弓呼という男王がいて、邪馬台国とは戦争の状態でしたが、この戦いの最中に卑弥呼は亡くなったと伝えられます。
卑弥呼神社の由緒記によると、その男王卑弥弓呼は、となりの鹿児島神宮の主祭神「天津日高彦火火出見尊(山幸彦)」と関係があり、のちに大和(ヤマト)王朝になったと推定されるそうです。
邪馬台国が存在した場所については、近畿地方と九州地方の二つの説があります。
しかし、どちらが正しいか今でもはっきりしていません。
個人的には自分の地元の鹿児島に邪馬台国が存在していたなら嬉しいですが、歴史が解明されていないのに九州説が正しいことを前提として、この場所に卑弥呼神社が建っていることが少し不思議でした。
卑弥呼神社について詳細を調べようとしましたが、鹿児島神社庁のホームページにも卑弥呼神社は無く、ひょっとしたら九州説を主張する個人が建てた神社なのかもしれません。
できれば九州に邪馬台国が存在したという事実が証明され、この小さな神社を中心として鹿児島が多くの観光客でにぎわうことを願っています。
御朱印情報
社務所はありません。
卑弥呼神社の参拝情報
住所
〒899-5116 鹿児島県霧島市隼人町内
地図
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