鹿児島市吉野町の三船神社のご紹介です。
忙しく行き交う国道沿いにあります。車ではなかなか参拝するのは難しい神社です。
子どもの健康や病気平癒にご利益があるようなので、お子さんのために参拝されてはいかがでしょうか?
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アクセス&駐車場情報
バスの場合、三船バス停から徒歩2分の場所にあります。
車の場合、国道10号線を「北上」」する途中に立ち寄ることができます。「南下」するときには立ち寄れないのでご注意ください。
なお、無料駐車場はないので、近くの路肩(下の写真をご参考)に駐車して参拝することになります。
下の写真の入口から参拝します。車が激しく行き交うのでご注意ください。
神秘的な境内
社殿のとなりには大きな巨石があります。ここから陸側を眺めると大きな崖があります。たぶんそこから転げ落ちてきたのでしょう。
巨石に大きなパワーを感じます!
鳥居と社殿
巨石と周囲の木々に守られるようにして社殿が建っています。
歴史ある悠久の手水鉢
手水鉢は江戸時代中期の1792年(寛永4年)の寄進と伝えられています。
御祭神
伊邪那岐命(イザナギノミコト)
イザナギとイザナミは日本で最初の夫婦の神様です。
この二人の神様より前の神様は性別がありません。
イザナギとイザナミの間には、たくさんの神々が生まれました。
最高神と呼ばれる天照大神(アマテラス)もその神々の一人です。
この夫婦の神様は「五穀豊穣」「縁結び」「子宝」などのご利益で有名です。
住吉三神
底筒之男命(ソコツツノオノミコト)、中筒之男命(ナカツツノオノミコト)、表筒之男命(ウワツツノオノミコト)の三神です。
イザナギという神様が黄泉の国から帰ってきたとき、黄泉の国の汚れを落とすときに生まれた神様です。
「航海安全」のご利益で有名です。
息長帶比賣命(オキナガタラシヒメノミコト)
息長帶比賣命は神功皇后の別名です。
第14代天皇の仲哀天皇の后(きさき)で、八幡神として有名な第十五代「応神天皇」の母に当たります。
住吉三神のお告げに従い海を渡って朝鮮半島を平定したことから、武神としても有名な神様です。
神功皇后は「安産」のご利益で有名です。
歴史
三船神社は江戸時代中期・寛保元年(1741年)に建てられたと伝わっています。
建てられたときの石祠三基と献燈一基が今でも残っています。
三船神社は別名「古来三船大明神」とも呼ばれ、「海上守護」「漁業守護」「五穀豊穣」守護神として崇められてきました。
歴代の藩主の崇敬も厚く、寛政四年の手洗鉢などが残っています。
今は交通量の多い道路に挟まれていて参拝するのが難しいですが、昔は街道沿いだったこともあり多くの旅の参拝客でにぎわっていたと思われます。
「小さなお子さんの病気平癒にご利益がある」ことで有名なので、今でも参拝者が多いです。
桜島の絶景!
三船神社は海に面していて、目の前に桜島が見えます。すがすがしい眺めです!
私は自分の子どもたちの健康を三船神社に祈願してきました。
御朱印情報
社務所はありません。
三船神社の参拝情報
住所
〒892-0871 鹿児島市吉野町9996
地図
海上守護、漁業守護、五穀豊穣の守護神
周辺の観光スポット
西郷隆盛蘇生の家
月照上人とともに錦江湾に入水した西郷隆盛が救助された場所です。
仙厳園(磯庭園)
島津家の別荘です。ここから見る桜島は美しいですよ。
平松神社
安産の神様を祭る神社です。