大河ドラマ西郷どん38話「終わりなき戦」あらすじ&感想~地元鹿児島人のレポート!

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この記事は鹿児島地元人のララが書いています。

徳川幕府が降参しても、西郷どんたち官軍の戦いは終わりません。

終わりなき戦いに身を投じていく西郷どん。

幾多の尊い犠牲を覚悟しながら・・・!

 

前回のレポートはこちら!

 

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戦は泥沼へ・・・

大村益次郎という戦いのエキスパートが登場し、西郷どんの率いる官軍は、あっという間に上野の彰義隊(しょうぎたい)を制圧しました。

多くの人の命があっと言う間に失われる戦で、淡々と物事を進めていく大村益次郎と、戸惑いを隠せない西郷どんの対比が印象的でしたね。

(大村さんの張り出したオデコが気になってしまった人は多いのではないでしょうか?)

戊辰戦争は日本が真っ二つに分かれて戦った戦争です。

同じ日本人が血を流しあうのは本当に辛いですね・・・。

 

いったん薩摩へ

西郷どんが援軍を要請するために、いったん薩摩藩に帰りましたね。

久光はしぶしぶながらも援軍を出すことを承諾して「思うようにしろ」と言っていました。

西郷どんに対する信頼が高まってきた証拠ですね。^^

しかし、政治と戦争はうまくってもプライベートはそうもいかない。

家に帰ると、市来家に嫁いだ妹・琴が待っていました。嫁いだ後なのに実家のことが気になって帰ってくるのは大変ですね。💦

琴は西郷どんが家の者たち(特に吉次郎)をいたわっていないと指摘。西郷どん、痛いところを突かれてしまいました。

 

吉次郎は次々と戦争で活躍している西郷どんと弟たちを見ていて、菊次郎は自分も一緒に戦いたい気持ちを抑えきれなかったのでしょうね。

吉次郎は西郷どんに戦いにつれて行ってもらうようお願いします。

ところが、これが想いもよらない結果を起こします。(´;ω;`)

 

吉次郎が戦死

戊辰戦争は西郷どんから大切な弟・吉次郎の命も奪っていきました。

吉次郎が銃弾を受けて瀕死の状態になっても、西郷どんは軍議を優先。「会ってくれ」と必死にお願いする信吾を無視し、西郷どんはすぐには駆けつけません。

きっとすぐ弟に会いに行きたかったに違いありません。

しかし、戦場の司令官という立場としては、私情を優先すれば多くの部下たちを死なせてしまいます。

 

翌朝、弟たちが見守る中、西郷どんの腕の中で、吉次郎は「一緒に戦えてうれしかった」と言いました。

それは本心なのか、それとも兄を気遣うために言った言葉なのか。

吉次郎は最後に「体だけは大切にしてください」と言って息を引き取りました・・・。

弟たちは涙を流しますが、西郷どんは吉次郎が亡くなった現実を受け止めきれないのか、それとも、司令官という立場から泣くのを我慢しているのか。終始固い表情のままでした。

 

西郷どんが目指した新しい時代!明治の幕開け!!…ところが西郷どんは…

多くの犠牲を払いながらも、官軍は勝利し、あたらしい明治の時代が始まりました。

東京で再会した大久保一蔵に、いきなり「薩摩に帰る」と言った西郷どん。

「は?なにを言っちょっとな?」大久保一蔵が困惑するのは当然ですね。

まさに、これから新しい日本を作るというときなのに。西郷どんが言い出したことなのに。なぜ夢を自分に押し付けていなくなってしまうのか。

大久保一蔵が釈然としないのはよく分かります。

最後には大きな声で乾いた笑い声をあげてしまってましたね。。。

この笑いにはどんな気持ちがこもっていたのでしょう。

 

西郷どんは大久保の気持ちを理解しつつも、自分の手で多くの人たちを死なせてしまったことに耐えられなかったのでしょうね。

 

幼い頃から真の薩摩隼人を目指して、互いに切磋琢磨し合ってきた無二の親友であった西郷どんと大久保一蔵。

二人の運命の歯車が狂ったのは、おそらくこの時からなのでしょうね…(´;ω;`)。

なお、鹿児島市に二人が若いときに座禅を組んで修行した史跡があります。

 

西郷どんたちは西郷家に戻りましたが、そこに吉次郎の姿はありません。

園さんが吉次郎の遺髪に「おやっとさあでございもした!」というシーンは見ていてかなり辛いものがありました。

子どもも小さいのに・・・。かわいそうすぎます!

 

壺のなかにはせっせと貯められた小銭と、びっしりと書き込まれた家計簿が・・・。

震える手で家計簿を開き、そして、突然、堰(せき)を切ったように泣き始める西郷どんを見ていて、目頭が熱くなりました。

西郷どんがやっとで泣くことができて、ほっとしました。

 

吉次郎は西郷どんたちが留守の間、しっかり家を守ってくれていました。

後に西郷どんは「自分が国家のために奉公ができたのは、吉次郎が自分に代わって兄の務めを果たしてくれたからだ。自分は年齢の上からの兄だが、実際の兄は吉二郎だ」と語ったと伝えられています。

 

侍の象徴である“まげ”を切って、新しい時代へと踏み出す西郷どん。

政治から距離を置いて、次回からどんな活躍をしていくのでしょうか。

 

PS西郷どんトークショーに行ってきました!

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維新ふるさと館の紹介

西郷どんをはじめ維新の英傑をたくさん生み出した鹿児島市加治屋町。

維新ふるさと館では、明治維新をより深く理解することができます。

 

あらすじ&感想特集(まとめ)

第1話から感想レポートを地元目線で書いています。

西郷どん後追いレポートバナー

 

西郷隆盛特集

西郷どんの盛り上がっている鹿児島の観光スポットをご紹介!

 

大河ドラマ「西郷どん」観光コース

おススメの「西郷どん」観光コースを交通手段・地域ごとにまとめました!

西郷どん観光コース

 

豆知識☆ちょこっと鹿児島弁講座( ..)φメモメモ

今回も、薩摩弁を5つご紹介します♪

・「ふっとが」⇒「大きい」

・「こめ」⇒「小さい」

・「ぐりっちひねった」⇒足を捻ってしまったときの表現

・「はしとつかめ」⇒「しっかり捕まえろ」

・「みよっか」⇒「美しい」

いかがでしたか?読み方としては、語尾を上げるのがポイントです。

次回も大河ドラマ「西郷どん」の劇中に登場するかもしれないし、しないかもしれない薩摩弁をご紹介しますので、楽しみにしていてくださいね!

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