鹿児島市桜島町の水(すい)神社のご紹介です。
桜島の北側にある小さな神社です。ここから眺める錦江湾はとてもきれいですよ。
桜島を観光する際は、ぜひ参拝されてはいかがでしょうか?
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アクセス&駐車場情報
桜島フェリーターミナルから車で約12分の場所にあります。
うっかりすると気づかずに通り過ぎてしまいそうな場所にあります。
下の写真の、消防署のすぐとなりにあります。
私が参拝したときは、ちょうど社殿の工事中でした。
神社は錦江湾に面しています。
鳥居の前は公園になっていて、若干の車を停めるスペースがあります。
鳥居
シンプルで素朴な鳥居です。
社殿
社殿の前にソテツが勢いよく茂っています。神様の力強さを体現しているかのようです!
正面から見ると、このような感じです。
社殿と石碑と一緒に撮影。
祭神
弥都波売命(ミズハノメノミコト)
ミズハノメは火を鎮める水の神様です。
今も活発に火山活動を続ける桜島にぴったりの神様ですね。
最初の夫婦の神様(イザナギ・イザナミ)は、たくさんの神様を生みましたが、
イザナミは火の神(カグツチ)を生むと大火傷を負って苦しみ、亡くなる直前にミズハノメを生みました。
ミツハノメは農耕の神様としても有名で、子宝などのご利益で有名です。
大国主命(オオクニヌシノミコト)
大国主命は15神もの妻と150神もの子どもを持つ神様です。
「縁結び」「家内安全」「子宝」の神様として有名です。
日本の国土を造って地上世界を支配していましたが、天界の神様(アマテラス)に要請され、地上世界を明け渡す代わりに、目に見えない世界である幽世(かくりょ)の神様となりました。
このことから「国造り」「国譲り」の神とも呼ばれます。
また、大国主命は「金運」「商売繁盛」「健康長寿」のご利益でも有名ですよ。
大国主命を祭っている神社で有名なものに、出雲大社があります。
歴史
水神社は昔から地元(松浦地区)の信仰心が厚く、棒踊りや鎌踊り等(桜島町郷土民芸保存)を継承されています。
その踊りは、鹿児島神宮(霧島市国分)の例大祭や月読神社(鹿児島市桜島町)の例大祭でも奉納されているようです。
いつまでも、水神社の郷土民芸が受け継がれていってほしいです。
神社の前から望む海が、まるで鏡のように美しいです。
神様の前で参拝するときに限らず、いつもこの水面のように清らかな気持ちでいたいと思います。
御朱印情報
社務所はありません。
水神社の参拝情報
住所
鹿児島市桜島松浦町46