鹿児島県曽於市の岩川八幡神社のご紹介です。
安産や健康長寿などのご利益で有名です。
山の中にある美しい神社なので、ぜひ参拝してみてください。
CONTENTS
歴史と祭神
岩川八幡神社の周りの様子です。のどかな田園地帯が広がっています。
岩川八幡神社は西暦1025年(平安時代)に創建されたと伝えられています。
岩川八幡神社は以下の神々を祭っています。
応神天皇
岩川八幡神社の主祭神は応神天皇(第15代天皇)です。
応神天皇は安産のご利益で有名で、「八幡様」という名前で知られることが多いです。
産土(うぶすな)大神
岩川町をはじめとした周辺の地域で生まれ育った人を見守り続けている、この地域の神様です。
家内安全、無病息災、商売繁盛、五穀豊穣、畜産繁昌の神様として、この地域の人々から敬われてきました。
弥五郎どん
大昔にこの地域にいたとされる伝説の巨人です。
この地域の人々を洪水などの天災から守る正義のヒーローだったようです。
健康長寿の神様、開運厄除の神様、地域振興発展の神様として、人々から厚く敬われています。
鳥居の様子
ちょうど「弥五郎どん祭り」のときに参拝しました。
鳥居の前には大勢の人だかりができていてビックリ。
弥五郎どんが出てくるのを待っているようです。
ジャーン!八幡神社の祭神の一柱でもある「弥五郎どん」が鳥居から出てくる様子です。
これは大きい!鳥居からギリギリ出てこられる大きさですね。
ちなみに弥五郎どんの身長は4.85メートルもあります!
拝殿に至るまでの道
弥五郎どんの浜下り(神幸行列)を見物した後、岩川八幡神社を参拝しました。
拝殿は小高い丘の上にあるので、しばらく階段をのぼります。
境内の様子
たくさんの参拝客が行列を作っていました。
手水舎(てみずや)で手を洗い、口をゆすいでから、お祈りしました。
拝殿のすぐ近くで大きな下駄が奉納されていました!
きっと弥五郎どんが履くものなんでしょうね。
社務所の前で大きな草鞋(わらじ)を発見!
さすがに身長が5メートル近くになると、草鞋のサイズも大きいですね!
お祈りした後は神社を少し散策しました。
見事な御神木の様子です。
下の写真は「遙拝所(ようはいじょ)」という場所です。
ここは八幡神社から見て東北東の伊勢神宮(三重県)と皇居(東京都)を拝む場所です。
伊勢神宮は天皇家の御祖神にあたる天照大神を祭っている、日本人の総氏神様です。また、その先には天皇陛下のお住まいである皇居があります。
ここでも、しっかり手を合わせてきました!
お守り
並べられたお守りの様子です。
とても綺麗です。お祭りでたくさんの参拝客が来ていることもあってか、飛ぶように売れていました。
こちらは八幡神社の絵馬です。弥五郎どんが描かれてますね。
岩川八幡神社は畜産にご利益があることでも知られています。
私は親戚の畜産農家にプレゼントしようと思い、畜産が繁盛するための神璽(しんじ)を買いました。(300円)
手づくりの版画がなんとも味わいがあります。
そういえば、曽於市は畜産業が盛んなことでも有名です。
御朱印
参拝の記念に御朱印をいただいてきました。(300円)
岩川八幡神社の御朱印はこんな感じです。
弥五郎どんのスタンプが押されていて、とても地元らしい雰囲気がして素敵です。
関連記事
岩川八幡神社の観光情報
アクセス
末吉財部ICから車で5分。
大祭
弥五郎どん祭り(11月3日~5日)
住所
曽於市大隅町岩川5745
地図
弥五郎どんを祭る神社