桜島を望む多賀神社で延命長寿のご利益!~鹿児島市清水町~

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この記事は鹿児島地元人のララが書いています。

鹿児島市清水町にある多賀(たが)神社のご紹介です。

桜島と鹿児島市市街地を見下ろす多賀山のてっぺんにあります。

 

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神社へのアクセス

車で参拝ルート

多賀神社は多賀山という山の上にあるので、車で行くのをおススメします。

石橋記念公園の前の道路から、下の看板の場所を登っていきます。

多賀神社

多賀山公園の駐車場で車を停めます。

多賀山公園には当時世界最強だったバルチック艦隊を破った東郷平八郎の銅像があります。

駐車場から50メートルほど歩くと、多賀神社の鳥居があります。

多賀神社

 

歩いて参拝ルート

歩いて参拝する場合はちょっと大変です。

八坂神社の前の道路から、鹿児島本線の線路沿いの小道を歩いて行くと、鳥居が見えてきます。

多賀神社

ちょっと場所が分かりにくいですね。💦

線路を渡る参拝道というのも、珍しいです!

多賀神社

多賀神社

こちらの鳥居は、木や草にほとんど覆われていますが、これはこれで味わい深いですね。

多賀神社

ここから長い階段を登らなくてはなりません。

多賀神社

途中で道が二つに分かれますが、多賀神社へは右に曲がります。

多賀神社

10分ほどかけて階段を登ると、ようやく境内に到着しました。

かなり良い運動になります。

多賀神社

境内には大きな木が茂っていますが、こまめに掃除されているようです。

 

狛犬

迫力のある狛犬がお迎えてくれました!

多賀神社

多賀神社

 

手水舎

多賀神社

こちらで手を清めてお参りします。^^

 

社殿

木漏れ日の中に建っています。

多賀神社

社殿の横にも、小さなお社があります。

多賀神社

中を覗いてみると・・・?

うおっ、びっくり!!!

多賀神社

馬の像がありました!

 

御祭神

多賀神社では次の神様が祭られています。

  • 伊邪那岐尊(イザナギノミコト)
  • 天照皇大神(アマテラススメオオカミ)
  • 豊受姫大神(トヨウケヒメノオオカミ)
  • 瓊々杵尊(ニニギノミコト)
  • 天児屋根命(アメノコヤネノミコト)
  • 天太玉命(アメノフトダマノミコト)
  • 手力男命(タヂカラヲノミコト)
  • 栲幡千々姫命(タクハタチジヒメノミコト)

社殿の近くにある由緒記によると、主祭神はイザナギノミコトになっています。

多賀神社

イザナギノミコトは、妻のイザナミノミコトと同じく、最初の夫婦の神様です。

(イザナギノミコトとイザナミノミコトより前の神様は、性別がありませんでした。)

この夫婦の神様は、日本の国土を作り、天照大御神などの数多くの神々を生みました。

このことからイザナギノミコトは「延命長寿」「子宝・安産」「夫婦円満」などのご利益で有名です。

誰しも長生きはしたいですから、ぜひお参りしてあやかりたいご利益ですね。^^

 

薩摩藩の第16代島津家当主・義久は、多賀大社(滋賀県)に祭られているイザナギノミコトが「寿命神」であることを聞きました。

薩摩藩にこのような神社がなく、薩摩藩の民の「延命長寿」を願うために、1579年(天正7年)、義久は多賀大社から神様を迎えて、この地に多賀神社を建てました。

自分だけではなく、自国の領民のために延命長寿をねがうという精神が素晴らしいですね。^^

多賀神社が建てられると、「東福寺城」という名前だった山城は「多賀山」と呼ばれるようになりました。

 

多賀神社は、特に戦前・戦中は参拝が多かったようです。戦争では多くの人々が命を落としますから、人々は少しでも「延命長寿」のご利益にあやかりたいという思いがあったのでしょう。

また、この神社を参拝することで、長く子宝に恵まれなかった夫婦が子宝を授かったり、死にかけの重傷者が命を取り留めたりするなど、ご利益のパワーはとても強いようです。

 

多賀神社からは桜島の美しい様子が見渡せます。

多賀神社

あなたも是非、多賀神社を参拝してみてくださいね。^^

 

御朱印情報

社務所はありません。

 

各種参拝情報

アクセス

  • 車(おススメ)⇒JR鹿児島駅から約10分。無料駐車場あり。
  • 徒歩⇒JR鹿児島駅から約30分。
  • バス⇒カゴシマシティビューの「祇園之洲公園」バス停を下車して徒歩20分。

住所

鹿児島市清水町32−32

地図

 

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