岩倉具視と大久保一蔵たちは欧米を視察するために政府を留守にすることになりました。
発足間もない新政府の留守を預かる西郷どんに大きな難題が現れます!
前回のレポートはこちら!
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鬼気迫る名演技!
前回、不正融資で長州藩出身で陸軍を総括していた山形有朋が新政府を去りましたが、今度は同じく長州藩出身の井上薫が不正に手を染めてしまいました・・・。
新政府をまとめるために、人事を変えないという約束を反故にして、西郷どんは井上薫を辞めさせます。
長州出身者がいなくなり、土佐と肥前の出身者が牛耳るようになってきました。
なかでも江藤新平の悪キャラさが際立っていましたね。
岩倉具視より一足先に日本に帰ってきたときのシーンは本当にヒヤヒヤしました。
なんと、新政府を江藤新平や後藤象二郎たちが牛耳っているではありませんか!
江藤新平から使節団が「税金の無駄遣い」「まったく成果が無い」と指摘されて返す言葉もありません。
大久保は、ただ、鬼の形相でにらみつけ、その場を去るのみでした。
そのときの怒りの表情といったら、言葉は一言も発しないのに、すさまじいものがありましたね!
瑛太さんの気迫あふれる演技に感動した方も多いのではないでしょうか?
ついに西郷どんと大久保が決別!
大久保は西郷どんに江藤新平たちを新政府から除くために協力をお願いしますが、譲りません。
西郷どんは全員で議論を交わすことが大切だと訴えますが、大久保は議論は無用だと言い切ります。
二人とも「日本を近代化させて強くしたい!」という想いは同じはずなのに。
結局、二人とも喧嘩別れしてしまいました。
大久保が西郷どんの家を去るとき、仲良く遊ぶ二人の子どもをしばらくジッと見ていたのが印象的でしたね。
きっと幼い頃からいつも一緒だった大久保自身と西郷どんの姿を重ね合わせていたのでしょう・・・。
でも、もうあの頃の二人には戻れない。
そう思うと、とても切ないシーンでした。
大久保からもらったお土産の西洋時計のカチカチと時を刻む音が、まるで西南戦争へのカウントダウンのように聞こえました。。。
豹変した大久保
日本のとなりの朝鮮半島で反日ムードが高まり、居留している日本人2千人が危機にさらされる事態に!
戦争もやむなしとする板垣退助を押しとどめ、西郷どんはあくまで朝鮮政府に礼を尽くし、単身乗り込んで説得しようとします。
あくまで「民を守る」という目標を崩さない西郷どん。
そのためなら自分の命すら惜しくないという潔さが、とてつもなくカッコよいです!
西郷どんは大久保の家に行って、大久保に直接謝ろうとしましたが、大久保は姿を見せませんでした。
「一蔵どんは頭が言い分、ほどけるのに時間がかかる」と大久保の性格に理解を示します。
今まで何度もけんかしてきたし、きっと今回も仲直りするのだろうと思っていましたが・・・。
翌日、西郷どんの朝鮮訪問に現れた大久保はピシャリと言い放ちます。
「私は断固として反対いたします。西郷参議」
大久保一蔵の西郷どんに対する態度が急変していましたね。
\フォトギャラリー公開!/
第42回「#両雄激突」を写真でプレイバック!
あのシーンの余韻、味わいもんそ。#大河ドラマ #西郷どんhttps://t.co/LzCTtA5zst pic.twitter.com/Lm2uuBwknu— 大河ドラマ「西郷どん」 (@nhk_segodon) 2018年11月11日
自分の大切な友達がいきなり大久保のように態度を変えて冷たくしまったら傷ついてしまいそうです!💦
留守政府を預かる西郷どんは、いくつかトラブルはあったものの、一定の成果を挙げていました。
しかし、大久保の参加した使節団は、外国から相手にもされず、まったく不平等条約を改正することができませんでした。
近代化の進んだ欧米諸国の力を目の当たりにして、大久保は「日本は早く欧米諸国に追いつかないといけない」と焦るばかり。
西郷どんの「みんなでじっくり話し合おう」とするスタイルでは、日本の近代化は実現できないと思ったのかもしれません。
次回は第43話『さらば、東京』。西郷どんと大久保の対立にヒヤヒヤしながら見ることになりそうですね…。
☆ お知らせ ☆
来たる2018年11月18日日曜日!!
鹿児島中央駅のアミュ広場で、明治維新150周年記念「秋の祭典」が開催されます!
なんと!!
私の夫でこのブログの管理人でもあるショウが、
西郷隆盛のそっくりさんを決める『西郷1グランプリ 決勝大会』に参加することになっております!!!
全国Web投票235名の中の10名が決勝進出者となり、そこでショウが選ばれました!(笑)
愛する鹿児島を盛り上げたいという思いから夫婦でこのブログを始めたのですが、
今回は体を張って鹿児島に貢献!
皆さん、応援よろしくお願いします☆一緒に明治維新150年「秋の祭典」を盛り上げましょう♪♪!(^^)!
あらすじ&感想特集(まとめ)
第1話から感想レポートを地元目線で書いています。
西郷隆盛特集
大河ドラマ『西郷どん』で盛り上がっている鹿児島の観光スポットをご紹介!
大河ドラマ「西郷どん」観光コース
おススメの「西郷どん」観光コースを交通手段・地域ごとにまとめました!
豆知識☆ちょこっと鹿児島弁講座( ..)φメモメモ
今回も、薩摩弁を5つご紹介します♪
・「うっす」⇒「捨てる」
・「ねごなる」⇒「無くなる」
・「かばしか」⇒「良い香りがする」
・「ぶっこぶっこゆな」⇒「たらたら文句を言うな」
・「そにゅ腹けんな」⇒「そんなに腹を立てるな」
いかがでしたか?読み方としては、語尾を上げるのがポイントです。
次回も大河ドラマ「西郷どん」の劇中に登場するかもしれないし、しないかもしれない薩摩弁をご紹介しますので、楽しみにしていてくださいね!