鹿児島市常盤の日枝神社のご紹介です。
町中に佇むひそかなパワースポットです。
こちらで福徳開運や厄除けのご利益をお祈りしてはいかがでしょうか?
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アクセス&駐車場情報
日枝神社は鹿児島市常盤の閑静な住宅街に佇んでいます。下の写真で大きな木々が勢いよく茂っている場所です。
徒歩の場合、鹿児島中央駅から約18分かかります。
車の場合、神社に停められるスペースはないので、近くのコインパーキングを利用しましょう。
鳥居と手水舎
こちらが神社の入口です。まず手水舎で体を清めてから鳥居をくぐります。
境内へと昇る階段です。
境内の様子
こちらが境内の様子です。
大きな木々におおわれるようにして社殿が建っています。マイナスイオンたっぷりで落ち着きます。^^
社殿と思しき社務所がありますが留守のようでした。
社殿
歴史を感じる社殿です。屋根の部分に「三つ巴(みつともえ)」の神紋があります。
御祭神
大己貴命(オオナムチノミコト)
大己貴命は大国主命(オオクニヌシノミコト)という神様の別名です。
大国主命は15神もの妻と150神もの子どもを持つ神様です。
「縁結び」「家内安全」「子宝」の神様として有名です。
日本の国土を造って地上世界を支配していましたが、天界の神様(アマテラス)に要請され、地上世界を明け渡す代わりに、目に見えない世界である幽世(かくりょ)の神様となりました。
このことから「国造り」「国譲り」の神とも呼ばれます。
また、大国主命は「金運」「商売繁盛」「健康長寿」のご利益でも有名です
大国主命を祭っている神社で有名なものに、出雲大社があります。
大山咋命(オオヤマグイノミコト)
オオヤマクイは比叡山(滋賀県)の神様として知られています。
娘の富登多多良伊須須岐比売(ホトタタライスケヨリヒメ)は初代天皇である神武天皇と結婚し、二人の間には2代目の天皇・綏靖(すいぜい)天皇が生まれました。
オオヤマクイは、「諸産業繁栄」「家系繁栄」「厄除け」などのご利益で有名です。
歴史とご利益
日枝神社がいつ建てられたのかは不明です。滋賀県大津市坂本町の日吉大社を勧請して、現在の神社周辺の鎮守神とされました。
日枝神社は島津綱久(1632-1673年)の産土神(うぶすながみ)で、綱久の父である島津家19代当主・光久のときに建て直されました。
なお、島津光久は鹿児島の伝統行事「六月灯」を始めたことや、島津家の別荘「仙厳園」を建てたことで有名です。
薩摩藩主が参勤交代をするときは、発着の日に日枝神社で海陸旅中安全の神楽を奉納したといわれます。
西南戦争(1877年)のときに、社殿は焼けてしまいましたが、大正14年(1925年)に再び建て直されました。
日枝神社の御由緒を読むと、「国家鎮護」「医薬酒造守護」「福徳開運」「魔除け」「災難除け」がご神徳(ご利益)となっています。
御朱印情報
御朱印がいただけるかどうかは不明です。
各種参拝情報
住所
鹿児島市常盤町324
地図
鹿児島の六月灯祭り開催日程
毎年夏になると、鹿児島県内の各神社で独特のお祭り「六月灯」が開催されます!