“岩“で楽しむ鹿児島観光♪①~花崗岩(かこうがん)を探せ!~

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この記事は鹿児島地元人のララが書いています。

鹿児島は、花崗岩が美しい観光スポットがたくさんあります。

例えば、大隅山地、高隅山、下甑島、紫尾山(薩摩半島)、金峰山(薩摩半島)、屋久島、徳之島などなど。

花崗岩は美しい肌を持っているので、自然の緑色とのコントラストが美しく、観光客を惹きつけています。

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花崗岩って知ってる?

花崗岩は、マグマが地下深部の堆積岩の中でゆっくりと冷えてできた岩石で、

年月とともに堆積岩が地表に隆起した後に、雨や波、風などによって浸食されて顔をだしたものです。

鹿児島地学会ホームページより抜粋

 

つまり、元はマグマ!というわけなのです。

何千年も前のマグマが岩石となって、私たちの目の前で美しい姿を見せていると考えると、

気が遠くなるほどの長い年月を経て、今現在の美しい自然があるということに敬意を抱きます。

さて、難しい話はさておき、

今回はこの花崗岩(かこうがん)を望めるスポットをご紹介します♪

『岩を探す旅』もなかなか楽しいですよ!

 

植物の緑とのコントラストが美しい『花崗岩(かこうがん)』

猿ヶ城渓谷

鹿児島県観光サイトより抜粋

猿ヶ城渓谷では、川の急流で遊ぶキャニオニングの他に、こんな遊びもできますよ♪

空を飛んでいるかのような感覚で、渓谷を上から眺めてみるのも面白いですよ!

 

轟の滝(肝付町波見)

夏に川遊び♪楽しいですよね( ´艸`)

 

屋久島

屋久島は花崗岩の島。有名な千尋滝の右岸には、一枚板のように大きな花崗岩を望むことができます。

千尋滝

千尋滝はモッチョム岳の裾の巨大な花崗岩の岩盤を鯛之川が刻んで、壮大なV字谷の景観をつくりだしたもので、滝の落差は約60メートル。

中央から大量の水が流れ落ちる屋久島を代表する滝の一つです。(出典:鹿児島県観光サイト)

 

ムシロ瀬(徳之島北部)

ムシロ瀬

南国には珍しい花崗岩の海岸線で、奄美十景のひとつ。

ムシロを敷き詰めたような巨岩が連なっており壮大な景観からムシロ瀬と名付けられました。

北風が吹きつけるので、冬場は特に豪快なしぶきが上がり普段とはまた違った姿を見ることができます。

海岸付近には大島紬の染料に使う「車輪梅(シャリンバイ)」が群生しています。

(出典:鹿児島県観光サイト)

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こんなところにも花崗岩が!

鹿児島市下竜尾町にある南洲神社

この神社は、明治維新の立役者・西郷隆盛と、西南戦争で共に戦った元薩摩藩士たちが眠るお墓があることで有名な神社です。

なんとこの南洲神社にも花崗岩があります。

それは…、墓石!しかも1石だけなんです。

どなたの墓石かというと、

西郷隆盛率いる元薩摩藩士たちが起こした西南戦争の際に、西郷の右腕として活躍した『桐野利秋』の墓石です。

桐野利秋については、こちらをご覧ください。

桐野利秋の墓石は、鹿児島で採れた花崗岩ではなく、

少し赤みがかっていて、山口県で採れた花崗岩だと言われています。

一説では、京都で桐野利秋を愛した女性が贈った墓石だと言われています。

石で紐解く歴史も面白いですね!

ちなみに、西郷隆盛の墓石は吉野台地を形成する『溶結凝灰岩』で(“岩”で楽しむ鹿児島観光♪②~溶結凝灰岩を探せ!~でご紹介します)、

鹿児島市池之上町の「福昌寺跡」にある島津斉彬の墓石は、『山川岩』だそうです。

山川石は、毛細管現象により、温度変化に強く形状が変化しにくいため、代々島津家の墓石に使われてきました。

福昌寺跡に関する記事はこちら↓

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今回は、花崗岩にスポットを当てて観光スポットをご紹介しました。

岩や地層など、自然に着目しながら旅を楽しむと、ただの風景がより一層美しく魅力的に見えます。

鹿児島県は緑豊かですので、自然を存分に楽しみながら素敵な旅をされてくださいね!

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