鹿児島市桜島町の「三柱神社」(みはしらじんじゃ)のご紹介です。
桜島では月読命を祭る神社が多いですが、三柱神社も月読命を祭っています。
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アクセス&駐車場情報
桜島フェリーターミナルから車で約12分かかります。
神社の前に少しですが車を停めるスペースがあります。
神社は大きな木に覆われていて、スピリチュアルなパワースポットにふさわしい雰囲気がします。
鳥居
コケに覆われている神社が悠久の歴史を感じさせます。
鳥居から振り返ると錦江湾が見えます。
社殿
社殿へと続く道は落ち葉でおおわれていました。この階段も歴史が古そう。
境内の様子
社殿の隣りに、さらに別の鳥居があります。
鳥居をくぐると、かなり古い祠(ほこら)がありました。何を祭っているのか不明ですが興味深いです。
社殿の両脇にも小さな祠があります。きっと今まで何度も桜島の噴火を経験してきたのでしょう。
御祭神
月読命(ツキヨミノミコト)
イザナギという最初の夫婦の神様から、アマテラス、ツキヨミ、スサノオという神様が生まれました。
太陽の神アマテラスは、月の神ツキヨミの姉にあたり、天界でいちばん偉い神様です。
ある日ツキヨミはアマテラスの命令で、保食神(ウケモチノカミ)に会いにいきました。
喜んだ保食神は口から様々な食べものを吐き出し、ツキヨミをもてなそうとしましたが・・・。
ツキヨミは「吐いた物を食べさせるとは汚らわしい!」と怒って保食神を切り殺してしまいます。
この事件がきっかけとなり、アマテラスとツキヨミは仲が悪くなり昼と夜が分かれたと伝えられています。
ツキヨミは交通安全・縁結びなどの神様として有名です。
大国主命(オオクニヌシノミコト)
大国主命は15神もの妻と150神もの子どもを持つ神様です。
「縁結び」「家内安全」「子宝」の神様として有名です。
日本の国土を造って地上世界を支配していましたが、天界の神様(アマテラス)に要請され、地上世界を明け渡す代わりに、目に見えない世界である幽世(かくりょ)の神様となりました。
このことから「国造り」「国譲り」の神とも呼ばれます。
また、大国主命は「金運」「商売繁盛」「健康長寿」のご利益でも有名です。
大国主命を祭っている神社で有名なものに、出雲大社があります。
歴史
この神社が建てられたのは室町時代(1499年)となっています。
三柱神社の参拝情報
住所
児島市桜島西道町604
地図
月読命を祭る神社