鹿児島で一番有名なお祭り「おはら祭り」のご紹介です。
2万人もの人々が、南九州最大の繁華街「天文館」を練り踊く様子は、まさに圧巻!
また、鹿児島の人々の情熱や温かさ・優しさに触れられるお祭りでもありますので、ぜひ観光客の方には見ていただきたい(できれば一緒に踊ってほしい)お祭りです。
※この記事の写真と動画は2015年の前夜祭を撮影したものです。
CONTENTS
おはら祭りの踊り方
おはら祭りの由来
鹿児島に「おはら節」という代表的民謡があります。
この民謡が生まれた諸説ありますが、江戸時代の初めに、日向国・安久(現在の宮崎県都城市)で武士が陣中で唄っていた唄を、薩摩国(鹿児島市原良)の武士が、帰国後に歌詞を作って歌い始めたのが始まりとされます。
この武士の出身地「原良(はらら)」の頭に「お(小)」が付いて、「小原良(オハラ)節」と呼ばれるようになりました。
戦後間もない1949年(昭和24年)、鹿児島市で「おはら祭り」が始まり、現在まで秋の風物詩として続いています。
時代を超えて愛され続けている「おはら節」、素敵ですね♪
おはら祭はいつ?
おはら祭りは毎年11月2日~3日に開かれます!
ちはみに2日が前夜祭で、3日が本祭です!
おはら祭りはどこ?
鹿児島市の天文館です。
高見馬場の交差点から市役所前まで、市内の各団体ごとが異なる踊りを披露しながら、時間いっぱいまで練り歩きます!
おはら祭りは何をするの?
おはら祭りでは鹿児島の伝統の民謡(鹿児島おはら節、鹿児島ハンヤ節など)に合わせて、街を練り歩きます!
見てください、このすさまじい熱気と盛り上がりを!
誰が参加できるの?
病院、保育園、高齢者施設など団体の職員さんや一般市民など合計2万人がそれぞれのスタイルの踊りで練り歩きます!
一般の人や旅行中の人も気軽に参加できますよ!
小さな子ども達も大人のマネをして踊っていました!超かわいかったです。^^
私も楽しい雰囲気にのまれて、自然と踊りだしてしまいました。(笑)
おはら祭りの風景
家族でおはら祭り前夜祭に行ってまいりました!
天文館の電車通りを埋め尽くす踊りの行列は、まさに圧巻です!
踊りの振り付けも団体さんによって様々です!
いろんな服装の人たちが曲に合わせて行進しています。ハッピや浴衣が一番ポピュラーです!
美しい衣装の人たちを見つけました!きれいですね~!!
なんだか、気持ちがパッと明るくなる出で立ちですね!
2~3曲くらい踊ると、途中で休憩タイムがあります。皆さん楽しそうにしゃべってました!
踊りにはチビッ子たちの姿もありました!かわいいです。^^
鹿児島ハンヤ節
おはら祭りの代表的な曲「鹿児島おはら節」に比べて、「鹿児島ハンヤ節」はテンポが速いです。
「鹿児島ハンヤ節」の動画をみてください!
みなさん自由に踊っています。楽しそう!
私も参加したい~!!!
おはら祭りの見どころは?
個人的に自分が飲兵衛なので、踊る人たちに無料で振舞われる焼酎が楽しいです!
山形屋の前には焼酎が無料で振舞われるテントが!お酒が大好きなあなた!要チェックやー!!!
無料配布されている焼酎の様子を、ビデオで撮影してきました!本当に太っ腹な振舞いですね!
花電車もやってくる!
鹿児島市といえば昔懐かしの市電(ちんちん電車)です。
おはら祭りの今日は、まばゆい輝きを放つ花電車がやってきていました!みんな花電車の前で写真を撮りまくっていましたよ!
花電車は、おはら祭り開催の約10日前から市内を走っています。おはら祭りのシンボル的存在です!
市電は鹿児島のみんなから愛されています。これからも頑張ってほしいです!
花電車の動画も撮影してきました!
お祭りのフィナーレ
おはら祭り前夜祭もいよいよフィナーレ。
最後は市民が自由に輪になって踊ります!参加者だけはなく、一般市民も自由に参加できるので、メチャたのしいです!私も踊ってきちゃいました!
特に、輪の中央にいる着物を着た女の子たち(ヤングおはら連)の踊りがうまい!!!
このお祭りのために、細かな動きを徹底的に練習してきたのだそうです!見てください、このしなやかな動きと軽やかなステップを!
すごいです!
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