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「大野嶽神社」~廃仏毀釈の歴史~(南九州市頴娃)

南九州市頴娃の大野岳山頂近くにある「大野嶽神社」のご紹介です。

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大野嶽神社を参拝

頂上の絶景を眺めたあとは、ふたたび茶寿階段を降りて、大野嶽神社に行きました。

大野嶽神社がいつ建てられたかは不明ですが、鎌倉時代末期の永仁五年(1297年)には既に存在していたようです。

(同年に、権現堂槌鐘が建立された記録があります。)

例大祭には相撲大会も開催されます。

大野嶽神社の所在地である南九州市では、お茶の栽培が盛んで、春(3月中旬~4月上旬)にはお茶農家が一斉にあつまる「新茶祭」も開催されます。

 

大野嶽神社の神々

田心姫命(たごころひめのみこと),熊野大隅命(くまのおおすみのみこと),活津彦根命(おきつひこねのみこと)が祭られています。

 

境内の様子

大野嶽神社の鳥居

私が来たときは、早朝ということもあり、誰も人がいませんでした。

静まり返った朝の境内の空気がきれいです。

 

大野嶽神社の拝殿

11月初旬に参拝しました。

境内の紅葉が美しかったです。

 

大野嶽神社の手水舎

手水舎の様子です。

そのすぐ横には、「えい茶顕彰の碑」がありました。

pb060113

 

 

pb060110社殿

大野嶽神社は、参拝のとき108円(茶寿108歳)、または、自分の年齢の数だけお賽銭を投げると、健康・長寿のご利益が得られるといわれています。

 

昔の鳥居

pb060102

東側からの入口です。

もともとは、こちらが正式な鳥居でした。

鳥居に年季が入っていて歴史を感じます。

 

不屈の仁王像

不屈の仁王像

鳥居のかたわらには、神社を守る仁王像が立っています。

仁王像は、指宿市開聞入野の安兵衛とよばれる人が元禄年間(1688~1703年)に制作したようです。

(鳥居は安兵衛の弟子が制作したと伝えられています。)

生類憐みの令で有名な徳川綱吉が第五代将軍だった時代ですね。

ところが、鳥居のもう片方の仁王像を見てみると・・・。

仁王像

なんと、頭と両腕がポッキリと折れて無くなっています。

明治時代が始まると、神道が国教となり、仏教の神様である仏像などが破壊される廃仏毀釈運動が起こりました。

そのときに、この仁王像も破壊されてしまったそうです。

貴重な文化財が破壊されたのは、なんとももったいないことです。

自分の相方が破壊されるのを見ていて、この仁王像はとても悲しかっただろうと想像しました。

仁王像

自分の体で具合の悪いところがあったら、仁王像の体の同じ部分をやさしくなでると、良くなるようです。

廃仏毀釈を奇跡的に乗り越えた仁王像だからこそ、触れれば、きっとご利益がありそうですね。

 

狛犬

狛犬

鳥居の両側にある狛犬は、仁王像よりも昔に作られたと伝えられています。(製作者不詳)

長年の風雨に耐えてきた歴史の長さを感じますね。

狛犬

 

大野嶽神社の観光情報

アクセス

鹿児島市から車で約1時間。

例祭

  • 元始祭…1月3日
  • 春祭…3月11日
  • 新茶祭…3月下旬~4月上旬
  • 例大祭(大野岳参り)…10月19日
  • 秋祭…11月26日

地図

 

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