鹿児島県立図書館図書館では、春になると美しい桜が咲きます。
繁華街「天文館」からも近いので、春に鹿児島を旅行するときは、ぜひここで満開の桜を楽しみましょう!
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県立図書館の歴史
鹿児島県立図書館は、鹿児島城(鶴丸城)の二の丸跡に建っています。もともと藩主の跡継ぎや隠居後の住まいがありました。
明治10年(1877年)9月24日の西南戦争の最終日に、官軍の攻撃で二の丸は炎上してしまいました。その後、1980年に現在の県立図書館が建てられました。
県立図書館の桜
4月15日に県立図書館の桜を見物にきました。たくさんの地元や観光客の方が、お花見を楽しんでいましたよ!^^
こちらが県立図書館の入口です。
鶴丸城の一部だった石垣が歴史を感じさせます。
こちらが県立図書館の正面です。
県立図書館の桜は「淡墨桜」(うすずみさくら)という日本古来の桜です。日本五大桜の1つです。
治水工事で命を失った薩摩義士たちに敬意を表して、岐阜県から送られたものです。
県立図書館から徒歩で10分ほどの場所に薩摩義士碑の史跡があります。
この下の写真を撮ったすぐ後、幼稚園の子どもたちがシートを敷いて、お花見を楽しんでいました。
ちなみに、この石垣の向こう側が黎明館(鶴丸城の本丸跡)です。
本丸側から県立図書館の桜を撮影しました。
ここで何組もお花見を楽しむ方がいらっしゃいました。
西南戦争(1877年)9月4日、貴島率いる決死隊は城山を出発し、この石垣づたいに新政府軍の米蔵(現在の鹿児島市役所)に向かい、新政府軍を急襲しました。
鶴丸城の桜
県立図書館のとなりにある鶴丸城跡(現在は黎明館)でも、春がやってきています。^^
お堀の前の花壇には、カラフルなかわいい花が咲いています。花畑を歩くと心が元気になりますね!
真っ白な花のじゅうたんが広がっています。
鶴丸城の中を散策していると、激動の幕末を生きた女性・篤姫の銅像のまわりにも桜が咲いていました。
西南戦争最後の激戦地だった城山の緑に、白い桜が美しく映えています。
感想
鹿児島市内の桜といえば、甲突川、吉野公園、平川動物園などが有名ですが、県立図書館や鶴丸城もすばらしいお花見スポットです。
ちょうど満開のときに撮影することができたので、とてもラッキーでうれしかったです。^^
近くのカフェやお店(天文館焼きドーナツやハナノキファームラボなど)でテイクアウトして、こちらでお花見を楽しみながら時間を過ごすのも素敵ですね。
県立図書館は天文館から近く、周辺に観光スポットも集中しているので、春に旅行するときは、ぜひ立ち寄っていただきたいです。^^
アクセス
- バス⇒JR鹿児島中央駅でカゴシマシティビューに乗り、「市役所前」で下車し、徒歩5分。
- 車⇒JR鹿児島中央駅から車で約10分。
駐車場
「市立美術館前」交差点より北側(鶴丸城側)にある1つ目の路地に左折して入ると車輌出入口があります。(経路は下の地図の青い線で示しています)
桜の名所。
図書館利用者のみ無料で駐車できます(車81台、駐輪場160台あり)。
お花見の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。
開館時間・休館日
- 開館日⇒火曜日~土曜日 09:00-21:00 (日曜日・祝日は17:00まで)
- 休館日⇒月曜日(祝日にあたるときは翌営業日)
ホームページ
住所
鹿児島市城山町7-1
近くの観光スポット
照国神社
島津斉彬公を祭る神社です。
西郷隆盛銅像
鹿児島の英雄・西郷隆盛の銅像です。鹿児島と言えばこの観光スポットは有名!
薩摩義士碑
木曽の治水工事で犠牲となった薩摩藩の義士たちの記念碑です。
私学校
征韓論に敗れた西郷隆盛が、鹿児島に帰った後、日本の若者を育てるために私財を投じて建てた学校の跡です。
鹿児島市お花見スポット特集
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