大河ドラマ西郷どん28話「勝と龍馬~慶喜との決別」あらすじ&感想~地元鹿児島人のレポート!

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この記事は鹿児島地元人のララが書いています。

西郷どんがいよいよ歴史の表舞台に立って活躍を始めます!

民と日本を守るため戦を避けたい西郷どんですが、禁門の変では京都が焼け野原になってしまいました。

慶喜は禁門の変を起こした長州藩を討とうとしますが、西郷どんはどんな判断を下すのでしょうか・・・!?

 

前回のレポートはこちら!

 

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乱世に風穴を開けた二人の男たちの登場!!

禁門の変は幕府軍の圧勝に終わったものの、京都の街に戦火が広がり、多くの京都の人々が傷ついた様子を目の当たりにした西郷どん。

守りたい民の暮らしを守れなかった悔しさが伝わってきましたね。

食べることに困った京都の民に長州藩の兵糧米を食べさせたり、怪我をした長州藩士を助け手当をしたシーンでは、西郷どんの優しさにジーンと来てしまいました。

実際は、それが良心からなのか、はたまた長州藩との駆け引きに使うためのカードだったのかはわかりませんが、鹿児島県民としては前者であって欲しいです。

 

禁門の変が終わって早々に、一橋慶喜は勢力が弱まった長州藩の征伐を申しつけます。

そこまでしなくてもいいのに~とドラマを見ながら思いましたが、

たった一つの判断が、大きな過ちを犯してしまうかもしれない動乱の世の中で、

ましてや、誰が敵か味方かわからない中で、天子様への反逆の罪を犯した長州藩をしっかりと抑え込もうと考えるのは当然の流れなのかもしれません。

 

そんな中で、一橋慶喜に異を唱えに乗り込んだ西郷どんは、軍艦奉行・勝海舟と出会います。

天子様からの厚い信頼を受け、将軍後見職として大きな力を持っていた慶喜に対し、物怖じせず対等に話す勝海舟の存在は、西郷どんにとって刺激的なものだったでしょうね!

勝海舟は江戸の生まれで、1858年には幕府の軍艦・咸臨丸で琉球へ向かう途中に、薩摩藩(山川港)に立ち寄ります。

山川港に着いた船内で、島津斉彬公と会談をしたそうです。斉彬はその年に亡くなります。

西郷どんは、勝海舟が亡き藩主の考えに近い人だと感じ取ったのではないでしょうか。

 

一橋慶喜の命に従い、西郷どんは勝海舟に幕府の軍艦を動かすよう説得しに向かいます。

そこで現れたのが、懐に拳銃を隠していた坂本龍馬!登場シーンがカッコよかったですね♪

日本に新しい風を吹き込む、新しい考え方を持った人の登場にふさわしい、軽快な音楽が流れていました。

大河ドラマって固くて重々しいイメージがありますが、改めて大河ドラマ『西郷どん』は今までの大河ドラマのイメージを一変させる作品だと思います(^^)。

西郷どんは説得することはしていましたが、なかなか一押しができず、勝海舟や坂本龍馬にその心の大きな揺れを見透かされていました。

 

そして勝海舟に言われた一言。。。「俺が斉彬公ならこう言うね。…もう幕府なんざ見限るこった。」

 

シ…シビレル!!カッコイイ勝海舟!!!

幕府を中心とした一橋慶喜の考え方に振り回されながら、日本の国の民の幸せな暮らしを守るという信念を貫き通し奔走してきた西郷どんにとって、この一言は大きな影響力があったでしょうね!

そして、きっと腑に落ちたかもしれません。

心の支えとなっていた斉彬公が思い描いていた世の中から現実がどんどんとかけ離れている中で、どうにか世の中の流れを変えようと必死になっていたはずですから。

 

今後の西郷どんと勝海舟・坂本龍馬との関わりが、これからのドラマの見どころになりますね♪楽しみです!

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長州征伐を戦わずして終わらせた策士!

一橋慶喜は、西郷どんに対し幕府軍の采配をふるうよう命じました。

長州征伐に対し、異論を唱えるであろう西郷どんの口から、「お役目を頂戴したい」という言葉が出て、その言葉の裏にどんな考えがあるのか、ドキドキしました。

「たった今、勝ち目が見えもしたで。」

前回までの一橋慶喜の態度の裏に隠された考えが何なのか、西郷どんは慶喜の態度に違和感を感じていましたが、

今度はその逆で、慶喜が西郷どんの態度に違和感を覚えていたようでしたね。

緊迫した状況にハラハラしてしまいました(;´・ω・)

 

大坂城で徳川慶勝に会い、幕府軍の参謀となった西郷どん。

身一つで敵軍・長州藩の中に入って、交渉をしていました。

西郷隆盛はいつでも自分一人で敵地に乗り込んで、相手と腹を割って話し合い説得し、事態の収拾を図っています。

これまでの劇中の中だけでも、

薩摩藩家老・調所広郷、水戸藩 徳川斉昭(一橋慶喜の父親)・一橋慶喜、京都では有馬新七たち薩摩藩士をなだめ、

ドラマのストーリー的には先走りますが、江戸城の無血開城では勝海舟と一対一で話し合い、

征韓論の際にも「自分一人で行く」と言い、大久保利通たちに制止された史実もあります。

その潔さは、男の中の男!かっこよすぎます!!

 

その一方で、幕府からの書状を持ち1人で乗り込んだ西郷どんに対し、長州藩の岩国領主・吉川藍物(きっかわ けんもつ)は、敵の参謀の乗り込みに興奮する家来たちに

「敵地に身一つで乗り込んだお方になにを申すか。西郷殿、気を悪くせんでくれ。」

と制止していました。武士は勇敢・勇気を重んじる。たとえ敵であっても相手の勇気には敬意を示し、ぞんざいに扱わない。これがまさに武士道ですね!

怪我をした長州藩士たちを連れてきたことで、長州藩の戦意を落ち着かせた西郷どんは、多くの人の血を流すことなく長州藩との戦を回避することに成功しました。

 

この事態に喜ぶどころか、裏切られたと怒りをあらわにしていたのが一橋慶喜。

300年国を守ってきた徳川幕府というフィルターでしか日本の国を見つめられない慶喜と、国が一つになって外国の勢力に立ち向かう力を持たねばならないという考えの西郷どん。

世の中の流れを見定める視点が違ってしまった二人は、とうとう縁を切り、対立することになってしまいました。

一橋慶喜・徳川幕府に対し、牙をむいた西郷どん。そして薩摩藩は今後どうなってしまうのでしょう!!

次回はどのような展開になるのか、今から楽しみです♪

 

あらすじ&感想特集(まとめ)

第1話から感想レポートを地元目線で書いています。

西郷どんレポート

 

西郷隆盛特集

西郷どんの盛り上がっている鹿児島の観光スポットをご紹介!

 

豆知識☆ちょこっと鹿児島弁講座( ..)φメモメモ

せっかくなので、薩摩弁を5つご紹介します♪

・「にっちゅばっちゅ」⇒「太陽が高く上がっているとき」

・「よんごひんご」⇒「くねくねしている」

・「きんごきんご」⇒「礼儀正しく」

・「さいもかいも」⇒「何としても」

・「きっと勝っど」⇒「きっと勝つぞ!」

いかがでしたか?読み方としては、語尾を上げるのがポイントです。

次回も大河ドラマ「西郷どん」の劇中に登場するかもしれないし、しないかもしれない薩摩弁をご紹介しますので、楽しみにしていてくださいね!

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