鹿児島の島津雨の意味や由来についてご紹介します。
雨は嫌なもの?
今日の鹿児島も朝から雨が降っています。
あなたは雨が好きですか?
雨というとネガティブなイメージが多いですよね。
外に出るのも億劫になるし、ジメジメしますし。
特に梅雨の時期なんて蒸し暑くなるから不快度MAXです。
私は特に汗かきなので、梅雨の時期は少しイライラしがちです。九州南部の梅雨明けは7月16日・・・遠いですね。汗
しかし、鹿児島では「島津雨」(しまづあめ)という言葉があります。
雨はラッキーなことだという考えです。
島津雨とは?
明治維新まで鹿児島は島津氏という大名によって治められていました。
島津雨の由来となったのは、初代の島津忠久です。
忠久は鎌倉幕府を開いた源頼朝の子孫だといわれています。
頼朝は丹後局(たんごのつぼね)という女性との間に生まれた男子が忠久です。
忠久が雨の中で生まれたという伝説にちなんで、雨が吉兆(良いことの前触れ)だとされるようになりました。
鹿児島を訪れた旅行者に対しても、「あいにくの天気ですね」となだめるのではなく、「島津雨で良かったですね」と考えるのが鹿児島流です♪