霧島市の和気神社の「藤まつり」のご紹介です。
毎年4月下旬になると、神社の境内にある藤の花が美しく咲きます!
藤の花が創り出す色鮮やかな紫色のカーテンをぜひ見にいらしてください!
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和気神社の記事はこちら
こちらにアクセス&駐車場情報も掲載されています。
和気神社の藤の見頃&開花状況
例年4月下旬が見頃です。
見頃の時期入園料がかかります。(大人300円・小学生以下は無料)
開花状況は藤まつりのホームページで確認できますよ。
藤まつり会場
藤まつりの会場は2つあり、こちらが1つめの会場の入口です。
あいにくの雨天だったので、花が落ちていないか心配しながら入場しました💦
藤の花の下に一歩足を踏み入れてみると、甘い花の香りが鼻いっぱいに広がります!
藤の花は23種類もあるのですね!知らなかった!
雨の日の藤の花鑑賞も風情があって素敵です♪
今から約700年前の南北朝時代、日本は政府は北朝と南朝に分かれて対立していました。
南北朝の後醍醐天皇は自分の息子たちを日本各地に送り、南朝の勢力を確立しようとしました。子どものうち薩摩に派遣されたのが懐良(かねなか)親王です。
他の子どもたちは北朝に殺されたり勢力の復興に失敗しましたが、懐良親王は九州地方の南朝の勢力拡大に成功しました。
懐良親王の最初の御所は現在の谷山神社(鹿児島市)にあったと伝えられ、谷山神社は懐良親王を祭っています。
この藤の花は、もともと懐良親王が病気平癒を感謝して、大中臣神社(福岡県)にあったもののようですね。
境内の西側にある2つめの広場へ移動してみました。
丸みのある花びらが特徴のこの藤は、特に香りが強かったです。
出店のテントが軒を連ねています。
こちらの藤は仁昌寺(岩田県一戸町)から移されたもののようです。
仁昌寺は豊臣秀吉が天下統一の最後の反乱(九戸政実)を鎮めたとき、秀吉側の武将だった浦生氏郷が陣を敷いていた場所です。
「藤島」という名前は、当時堀に囲まれてた藤が、あたかも島のように見えたことから「藤島」と呼ばれるようになったそうです。
こちらは岡山県倉敷市の「阿知の藤」です。
ほんとうにたくさんの場所からの藤が和気神社に集まっているのですね。
藤まつりの歴史
和気神社は和気清麻呂を祭っています。
和気清麻呂は岡山県和気町の出身で、和気町の藤公園には全国各地の藤の木百数十種類以上が植えられています。
和気神社の藤は和気清麻呂の没後1,200年を記念して、2000年(平成12年)和気町から特に有名な23種類、100本の苗木が寄贈されて植えられたものです。
藤の花言葉
藤には「優しさ」「歓迎」という花言葉があります。
和気神社の淡く鮮やかな藤を見ていると、花言葉のとおり優しい気持ちになれますよ。^^
また、私たちはちょうど4月30日に参拝しました。
明日から新元号「令和」が始まるというときに藤まつりに行くことができて、新元号を新たな気持ちで迎えることができ、とても幸運だったと思います。
来年は、ぜひ夜のライトアップをご紹介できればと思っています。
周辺のランチスポット
ネムノキ茶屋
開放的な雰囲気で、子育てにも優しいレストランです。
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