こんばんは!大河ドラマ『西郷どん』の第2話をご覧になりましたか?さっそく第2話「立派なお侍」の後追いレポートを書いてみました♪
前回、島津斉彬から「強くなったら、また会おう」と言われた西郷隆盛ですが、果たして「立派なお侍」になれたのでしょうか?
前回の記事はこちら!
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西郷どん役の鈴木亮平さんの熱い演技に感動!
前回(第1話)は子役でしたが、第2話から大人のキャストに入れ替わりましたね!
初めて斉彬に出会ってから6年後、西郷どんは名前を「吉之助」に改めて、郡方書役助(年貢の徴収を担当する役人)になっていました。
この吉之助、ドラマの中では、とっても気前の良いお侍さんとして描かれていましたね!
困っている農民がいれば、自分(家族もふくめて)考えず、自分の録(お給料)も全部渡してしまいます。
一方、ご近所の大久保利通は、記録所という場所に就任することになり、小ぎれいで立派な出で立ちをしていましたが、我らの西郷どんは、泥まみれで朗らかに笑っていました。
民を上から目線で見るのではなく、「民を大切にしなさい」という島津斉彬の教えを忠実に守ってきたのですね・・・。
一生懸命に農民のために動こうした西郷どんの姿に、感動しました(*´ω`*)!
ところが、世の中はキレイごとだけでは通らない。
吉之助の上司の井之上は、ちゃっかりワイロを受け取ってます。
困り果てた農民を尻目に、鹿児島名物ぢゃんぼ餅を食べている様子がなんとも悪者らしい。
といもがらとは…?
吉之助の上司・井之上が受け取ったワイロは、「といもがら」が載ったザルの中に準備されていましたね(^^)
ハスイモの葉柄(ずいき)のことを鹿児島ではトイモガラと呼んでいます。見た目はサトイモにとても良く似ています。
昔は野菜の不足する夏に貴重な食糧で、シャリシャリと不思議な食感をしています。
鹿児島では煮しめという料理でよく使われます。
調所広郷の登場!
今回は調所広郷(ずしょ ひろさと)が登場しましたね!調所は江戸時代に貧しい薩摩藩の財政を立て直したことで有名です。
島津斉彬は父・斉興(なりおき)と調所広郷に、外国船を追い払うための大砲の修練をするためにお金を出してくれるようにお願いしますが・・・。
二人からキッパリ「No」を突き付けられます。
※実際は、斉興は洋式砲術の砲術館を建てており、彼が洋式砲術を薩摩に導入した歴史があります。
はっと目を引く錫門☆
さてさて、こちらは島津斉彬が江戸に出発する朱塗りの門も仙巌園で撮影されたものです。
これは錫門(すずもん)という門です。朱色が鮮やかで、ドラマの中でも引き立っていましたね!
昔から薩摩藩では質のいい錫(すず)が採掘されていました。この門の白い瓦(かわら)は、薩摩藩の錫板でできています。
吉之助の嘆願書
吉之助は、薩摩の宝である農民の苦しい状況について嘆願書を書き島津斉彬に訴えようとします。
残念ながら島津斉彬に嘆願書が届きませんでした。
残念でしょうがないです!
ちなみに、このロケで使用された嘆願書は「西郷どん大河ドラマ館」で展示されています。
気張れ(がんばれ)!西郷どん!
結局のところ、この嘆願書は島津斉彬には届かず、貧しい農家の女の子「ふき」は借金取りにつれていかれてしまいます。
吉之助は自分のことを「やっせんぼ」だと泣きながら責めます。
しかし、素直に・愚直に島津斉彬の言葉を守り、民を大切にしようと考えている吉之助は、「立派な侍」だと私は言いたいです!
第3話以降も…気張れ(がんばれ)!西郷どん!
番組終了後の史跡紹介
鶴丸城(鹿児島城)
島津氏の居城。
仙巌園と反射炉跡
世界文化遺産になっています!
あらすじ&感想特集(まとめ)
西郷隆盛特集
豆知識☆ちょこっと鹿児島弁講座( ..)φメモメモ
さあ!今週も薩摩弁を5つご紹介します♪
・「やっせんど」⇒「だめですよ(´・ω・`)」
・「じゃっどん」⇒「しかし、でもね( 一一)」
・「きばれ」⇒「がんばれ(≧▽≦)」
・「いした!」⇒ 汚いものを触ったときに思わず発する言葉。「うわっ!(+_+)」的な感じ。
・「おかべ」⇒ 豆腐
いかがでしたか?読み方の基本としては、語尾を上げるのがポイントです。
次回も大河ドラマ「西郷どん」の劇中に登場するかもしれないし、しないかもしれない薩摩弁をご紹介しますので、楽しみにしていてくださいね!
第3回のレポート記事はこちら!