大河ドラマ『西郷どん』の第15話。タイトル名から不吉な予感がプンプンしていた回ですが、皆さん、今回もご覧になりましたか?
前回、やっとで一橋慶喜が将軍になることを決意しました!
島津斉彬や西郷どんの夢は実現したかに思えたのですが・・・!?
前回のレポートはこちら!
家定の死
家定とすっかり打ち解けた篤姫ですが、家定が病死してしまいました。
篤姫に残された遺書(二つ仲良く並んだ柿の絵)に涙を誘われました。
大老となり幕府の実権を握ったのは井伊直弼。
彼によって次の将軍は徳川家茂となってしまいました。
この知らせを受け、西郷どんは慌てて薩摩に帰ります。
本日の西郷どんは第15話「殿の死」。
前半の大きな山場になります。
今日は何卒お見逃しなく。
鹿児島県霧島市狐ケ丘高原にて殿と。 pic.twitter.com/4EPc2v9b0g— 鈴木亮平 (@ryoheiheisuzuki) April 22, 2018
島津斉彬は「万策尽きた」と失意にうちひしがれます。
斉彬の始めた集成館事業も井伊直弼によって廃止されることになってしまいました。
なお、集成館事業の一部は今では貴重な文化遺産となっています。
もし、これらの集成館事業の成果がなければ、日本の近代化は大幅に遅れてしまっていたかもしれません。
そう考えると恐ろしいです・・・。
斉彬、京都へ!?
西郷どんは御庭番の役職を解かれ、斉彬の役に立てなかったことに落胆してしまいますが、親友・正助の熱い励ましの言葉で自分を取り戻し、思い切った行動をとることにしました!
第1話で「やっせんぼ」と呼ばれた西郷どんは斉彬に直訴!
「兵を率いて上京し朝廷と共に幕府に改革を迫る」という考えに心を動かされます。
本当に史実で西郷どんがそのように提案したかは謎ですが…。
「今日からお前はわしになれ」
この言葉、いったいどういう意味なんでしょう?(*’ω’*)
物語が進むにしたがって明らかになってくるのでしょうか?
ドラマ最後の史跡案内でも紹介されていましたが、斉彬が上京するために兵隊の訓練を行った場所が、鹿児島市天保山にあります。
そしてついに、斉彬が動き出す!
ワクワクするような展開が始まると思いきや・・・。
え、えーっ!?( ゚Д゚)
西郷の名前をつぶやきながら、斉彬は病に倒れてしまいました。
その8日後、斉彬は世を去ってしまいます。
英雄の最後のあまりにもあっけない幕切れに、茫然とした方も多いのではないでしょうか?
島津斉彬公は鹿児島市の照国神社に祭られています。
照国神社は、繁華街・天文館、西郷隆盛銅像、鶴丸城跡なども近い有名観光スポットです。
照国神社の周辺には、オシャレなカフェが軒を連ねていますよ。^^
観光の合間に、寄られてみてはいかがでしょうか?
来るか?!斉彬ロス!
歴史に「もしも」は無いといいますが、もし斉彬が死なずに上京していたら、日本の歴史はどうなったのでしょうね。
いずれにしても、日本はあまりにも重要な人物を失ってしまいました。
島津斉彬は満49歳で亡くなりましたが、西郷どんも満49歳で亡くなります。
二人の不思議な共通点ですね。
個人的な予想ですが、朝ドラでディーン藤岡さんが演じる五代友厚が亡くなったときは「五代ロス」が広がりましたが、
この「西郷どん」では、島津斉彬公を演じる渡辺謙さんがいなくなってしまったことで、「斉彬ロス」の現象が起きる気がします!
今回は2人の「殿」(徳川家定と島津斉彬)が亡くなってしまいました。
今後の日本の行方はどうなるのでしょう?ドラマがますます面白くなってきましたね
あらすじ&感想特集(まとめ)
西郷隆盛特集
豆知識☆ちょこっと鹿児島弁講座( ..)φメモメモ
さあ!今週も薩摩弁を5つご紹介します♪
・「うっぐわる」⇒「壊す」
・「しんなごせぇ」⇒「好きなようにしなさい」
・「わっせげんね」⇒「とても恥ずかしい」
・「いっぺこっぺ」⇒「力の限り、一生懸命」
・「わっせぬっか」⇒「とても暑い」
いかがでしたか?読み方の基本としては、語尾を上げるのがポイントです。
次回も大河ドラマ「西郷どん」の劇中に登場するかもしれないし、しないかもしれない薩摩弁をご紹介しますので、楽しみにしていてくださいね!
ぜひ、学校や職場で薩摩弁をご活用ください!