禁門の変と長州征伐で活躍した西郷どんが鹿児島に帰ってきました。
おかえりなさい、西郷どん!
鹿児島人としては英雄のふるさとへの帰還がうれしい限りです♪
前回のレポートはこちら!
CONTENTS
異例の大出世
久しぶりに薩摩に帰った西郷どんは、以前よりだいぶ偉くなっていました。
鶴丸城で迎える島津家の家臣たちは、みんな西郷どんにうやうやしく礼をしています。
なんてったって、軍賦役(軍隊の司令官)ですからね。
第2話「立派なお侍」で西郷どんが郡方書役(年貢の徴収担当)だったとき、ちゃっかりワイロを受け取っていた元上司の井之上さんも、膝をついて西郷どんにお礼をしていました。
この異例の大出世も、西郷どんの才能を見出してくれた島津斉彬公のおかげですね。^^
嫁探し
出世はしても、西郷どんには正妻がいません。
このままでは西郷どんには跡継ぎがいないというピンチ!
兄弟(と藩主・島津忠義)に背中を押されて、西郷どんのお嫁さん探しが始まりました。
すっかり有名人になった西郷どんの嫁になるために、たくさんの若い女性が家に押しかけていましたね。
すっかりモテモテです。
でも、西郷家が借金で貧しいことを知って、「貧しい暮らしはちょっと・・・」と結婚をためらう女性もいましたね💦
お給料は昔よりだいぶ増えたと思うのですが、借金はまだ返しきっていないようです。
※実際に借金を返し終わったのは明治時代になってからのようです。
川口雪篷が西郷家へ
たくさんの女性に紛れて、川口雪篷が現れ、西郷どんと久しぶりの再会を果たしました!
「こんな女性たちを嫁をもらうより私のほうがずっと役に立つ」と西郷どんにアピールしてました。
西郷どんは川口雪篷をすぐに家に招いてました。
実際に西郷どんや他の兄弟が留守の間、川口雪篷は来客の応対や得意の字を生かした伝書などで留守居役を果たし、西郷どんの子どもたちの書や漢学の先生として、多いに貢献しました。
鹿児島市西別府には西南戦争中に川口雪篷と残された妻子たちが過ごした屋敷の跡が残っています。
性格が変わった?
今まで実直で、情に厚かった西郷どん。
私はそんな西郷どんの性格が好きだったのですが・・・。
島津久光の前ではわざと涙を流します。
後で一蔵に「謀(はかりごと)もする!いつわりの涙も流す!」とも言っています!
「日本を幕府から守る」という大きな目標のためとはいえ、西郷どんはもう純情ではないのかな、と思うと少し悲しかったです。><
しかし、純情だけではやってはいけないのが政治の世界。
これからも西郷どんの活躍を楽しみにしています!
糸さん再登場♪西郷どんの3番目の嫁になる!
第6話「謎の漂流者」で、海老原という男性と結婚していましたが、「子供ができない」という理由で糸は離縁されていました。
子どもを産むのが女性にとって当然の仕事だった時代とはいえ、糸さんかわいそうです。。。
女性が活躍し始めている現代からすると、考えられないことですよね。
第1話の少年時代は、女でありながら妙円寺参りに参加したことを責められていましたね。
離縁されて、糸さんは女性であることを再び悔しく思ったかもしれません。
大久保一蔵(のちに利通)が糸さんを目撃し、満寿(奥さん)に糸さんのことを調べるようにお願いしていましたね。
満寿さんは西郷どんと糸さんを引き合わせるために、糸さんを西郷家に連れてきました。
西郷どんが嫁さん探しをしていることを知っていた一蔵も、一枚絡んでいそうです。
「惚れる暇はないが、結婚してほしい」とプロポーズする西郷どんに、糸さんは時間をおいて、まさかの「OK」。
「惚れる暇はない」という相手と、あなたは結婚できますか!?
ドラマの中で、糸さんは幼い頃から西郷どんに惚れ、そして大人になると「尊敬」の眼差しで西郷どんを見つめていましたね。
ムードのないプロポーズを受けたのは、西郷どんが女性も活躍できるような社会を作っていくのを、隣りで見たかったのかなぁ、と思いました。
今までの西郷どんの結婚を振り返ると・・・。
1番目の妻(須賀)はの結婚は、夫婦らしい夫婦になる前に別れ、
2番目(愛加那)には深い愛があり、
3番目(糸)は友達の延長上(大親友)という感じですね。
西郷どん紀行
番組終了後に放送されていた「西郷どん」ゆかりの史跡のご紹介です。
今回の放送では島津久光の史跡が紹介されていましたね。
鶴丸城二ノ丸跡
島津久光が国父として政治を行った場所です。現在では鹿児島県立図書館が建っています。
探勝園
島津久光と久光の息子・忠義の銅像が建っています。日本で初めてモールス信号の実験が行われた場所です。
あらすじ&感想特集(まとめ)
第1話から感想レポートを地元目線で書いています。
西郷隆盛特集
西郷どんの盛り上がっている鹿児島の観光スポットをご紹介!
豆知識☆ちょこっと鹿児島弁講座( ..)φメモメモ
今回も、薩摩弁を5つご紹介します♪
・「げんねー」⇒「恥ずかしい」
・「したん」⇒「知らない」
・「っけせん」⇒「お小遣い」
・「しもた!」⇒「しまった!」
・「いっずいとんの泣いちょんな」⇒「いつまでも泣かないで」
いかがでしたか?読み方としては、語尾を上げるのがポイントです。
次回も大河ドラマ「西郷どん」の劇中に登場するかもしれないし、しないかもしれない薩摩弁をご紹介しますので、楽しみにしていてくださいね!