鹿児島県出水市にある出水麓武家屋敷群のご紹介です。
江渡時代の武士が暮らしていた屋敷が今でも残っていて、昔にタイムスリップした感覚になれます!
歴史に関心のある方は、ぜひ散策してみてください。
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アクセス・駐車場情報
出水駅から徒歩で約25分。
車でお越しの場合、南九州西回り自動車道「水引」インターチェンジから約60分かかります。
資料館の駐車場が無料で利用できます。
出水麓とは
薩摩藩は「外城(とじょう)」と呼ばれる拠点を各地に築いて領土を支配していました。
外城とは武士の住居が集まった「砦(とりで)」で、いざというときは防衛の拠点として機能するものです。
薩摩藩の外城は93カ所存在していたと言われています。
特に「出水麓」は最初に築かれた外城で、その規模も最大級でした。
肥後藩には薩摩藩の島津氏を牽制するために、江戸幕府から加藤清正が派遣され、肥後藩と接する出水麓は島津氏にとって最重要の軍事拠点だったためです。
今でもたくさんの武家屋敷が残っていて、国の重要文化財に指定されています。
出水麓歴史資料館
こちらでは出水麓武家屋敷群の歴史について学ぶことができます。
ちょっとした記念撮影もできます。^^
牛車で出水麓武家屋敷群を楽しもう!
出水麓武家屋敷群では伝統的な牛車にのって観光することができます。
料金は大人一人1,000円です。
やさしくて力持ちの牛「ちはる」ちゃんは、お母さんから続く2代目の牛さんです。
大河ドラマ「西郷どん」でも登場して、鈴木亮平さん(西郷吉之助役)から「大河女優」と呼ばれたこともあるとか
写真も見せていただきました。
ガイドさんの丁寧な歴史の解説付きで楽しめますよ♪
動画を撮影したので、ぜひご覧ください!
視線を集めるのでちょっと恥ずかしいですが、より深く出水麓武家屋敷群を理解できるので、おすすめです!
スタート地点は出水市護国神社の前です。
1日6便の運航です(牛車に乗る時間は20~30分ぐらいです)。
牛車を降りた後は、お茶屋さんでお茶をいただけます。
利用される場合は、あらかじめ予約することをおすすめします。
竹添邸
出水麓武家屋敷群では入園料500円(大人1人)で、竹添邸・税所邸の2件の武家屋敷を見学できます。
こちらは大河ドラマ「篤姫」のロケ撮影も行われた「竹添邸」です。
こちらは正門。
こちらは中庭。
刀についた血を洗うための場所もあります。武士たちが日常で常に戦闘を意識していたことがうかがえます。
こちらは井戸です。
こちらはお風呂場です。
風通しがとても良さそうですが、冬は寒いかも?
武家屋敷に入って見学することもできます。中を見てみましょう。
歴史を感じる鎧です。これを着て戦うのは、とても重そう💦
こちらは居間です。懐かしい感覚になります。
税所邸
税所邸は竹添邸のすぐ隣りにあります。
中庭の様子です。とても落ち着きます。
雨の日でも弓矢の稽古をする場所がありました。武士が熱心に修行に打ち込む姿が目に浮かぶようです。
こちらは次の間。竹林を揺らす風が静かに吹き抜けています。
奥は台所、手前は中居さん(お手伝いさん)の作業場です。
いろりのある空間は落ち着きますね。
秘密の抜け道もありました。戦闘を意識した日常生活が垣間見えます。
この縁側に座って瞑想したり、歌を詠んでいたのでしょうか。
こういう場所で事務作業をすると、リラックスできて作業がはかどりそうです。
こちらでどのような重要な話がされていたのでしょうか・・・。
あなたもぜひ出水麓武家屋敷群を散策して、昔の侍たちの暮らしに想いを馳せていただきたいです。
出水麓武家屋敷群の観光情報
開館時間
09:00-17:00(入館は16:30まで)
入場料(税所邸・竹添邸)
高校生以上510円・小中学生300円・幼児無料
住所
出水市麓町10-39
ホームページ
マップ地図
薩摩藩最大の防衛拠点
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