曽於市の日光神社のご紹介です。
不思議なパワーに満ちた場所です。
農業・商業など各産業にご利益があるので、あなたの仕事の成功を祈願に参拝してはいかがでしょうか?
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アクセス&駐車場情報
東九州自動車道「末吉財部IC」から車で約15分かかります。
のどかな田んぼを抜けた山の中にあります。
「こんなところに、こんな荘厳な神社があるなんて!」と驚きました!
鳥居
神社だけでなく、神社を囲む森全体が神秘的な雰囲気で満ちています。
私はけっこう霊感が強いほうなのですが、ここは他の神社とくらべて特に強い神聖なパワーを感じました!
ちなみに、鳥居の位置が面白いです。
下の写真は第一の通りから続く参道です。
参道のつきあたりに社殿はなく、いったん突き当りまで進み左折した場所に社殿があります。
「L」字型に参拝するめずらしい神社です。
手水舎
こちらで心と体を清めてから参拝します。
社殿
見た目にきらびやかさはありませんが、どっしりと重厚な感じのする社殿です。
さて、日光神社はどのような神様を祭っているのでしょうか?
主祭神
撞賢木巖之御魂天疎向津毘賣命(ツキサカキイヅノミタマアマサカルムカツヒメノミコト)
まず、この長い名前を一息で言える人はいないでしょう・・・。
こちらは「アマテラス」の別名です。
すべての命にとって不可欠な太陽の女神です。アマテラスは現在まで続く天皇家の祖先(祖神)とされています。
弟のスサノオが天界で暴れたことに心を痛めたアマテラスは岩穴に引きこもってしまいます。
太陽神がいなくなったことで世界は真っ暗になり邪悪がはびこりました。
そこで、ほかの神々が岩穴の前で宴(うたげ)を開いて、宴の様子をチラッと見ようとしたアマテラスを岩穴から引き出し、世界に太陽が戻りました。
この「天岩戸」伝説はとても有名です。
ご利益
神社の由緒記によると、農業・産業・商業の繁栄、厄除け、招福、家内安全などにご利益があるようです。
由緒
奈良時代の719年、はるばる京都から鴨頼長という方がやってきて、この神社を建立しました。
つまり1,300年以上の歴史のある由緒ある神社ということになります。
昔は神社の領地も広く栄えていたようですが、時の流れとともに規模が小さくなり、明治以降は各行事も中断しているようです。
時代の流れとはいえ、神社を中心した地域の人たちの集まりの場がなくなっていくのは寂しいですよね・・・。
歴代の島津家も厚く崇敬していたようで、戦国時代の1599年に内乱に勝利した島津義久公が、日光神社のご利益に感謝するために参拝したという記録が残っています。
なお、この神社の地域の名前「財部(たからべ」は、この神社に由来しています。
昔、朝廷では「財日祭部(たからのひまつりべ)」という機関が置かれ、当時の日本の各地域の「日光神社」で「日まつり」という行事が行われていました。
「日まつり」では、五穀豊穣を願って朝日が直射する聖地で収穫された稲を供えます。
「財日祭部」の通称である「財部(たからべ)」がここの地名の由来となりました。
御朱印情報
境内の横には社務所がありましたが、普段は閉まっているようで誰もいません。
おそらくお正月や例大祭のときは空いていて、御朱印をいただけるのではないかと思います。
日光神社の参拝情報
住所
〒899-4102 曽於市財部町北俣9260
地図
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