2016年2月5日、桜島が久しぶりに噴火しましたが、鹿児島の人々は噴火をいたって冷静に受け止めています。
久しぶりの噴火
去年9月最後に噴火し11月25日に噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に下がっていた桜島ですが、2月5日18時56分、桜島が久しぶりに爆発的噴火をしました。「噴火警戒レベル3に!」「噴煙2,200メートル!」ニュースでは大騒ぎ。
ですが、私としては特に驚くこともなく「ああ、普段の日常に戻ったなぁ」といった感じです。他の鹿児島県民の皆さんも同感だと思います。
過去の噴火警戒レベル
2007年から、桜島の噴火警戒レベルは、ほとんど3(入山規制)の状態です。
ですので、噴火警戒レベルが3になったことが、ことさら特別には感じません。噴火口(昭和火口)の2キロメートル以内は噴火警戒レベルに関わらず立ち入り禁止なので、特に危険があるわけでもありません。
爆発的噴火から2日後
これは2日後に鹿児島市吉野の世界遺産「寺山炭窪」に行った帰りに撮影した桜島の様子です。やっぱり高い場所から見る桜島は雄大ですね!
昨日は鹿児島の有名な観光地である仙巌園(磯庭園)に行きましたが、ツアー参加者の方が「ビクビクしながら鹿児島に来ました」とガイドさんに話していたのが印象的です。なんか、鹿児島人の肝っ玉ってすばらしいですよね。火山が近くにある生活に慣れていると大したことはないのですが、メディアの過剰な反応で鹿児島に旅行する人が少なくならないか心配です。
ちなみに、鹿児島市内に住んでいると火山灰用の特殊なゴミ袋がもらえます。それくらい桜島の噴火は鹿児島の人にとって身近なものなんです。下の画像は2015年5月に桜島が噴火した時の様子です。昼間なのに空が暗くて夕焼け時みたいです。(笑)
そういえば、私は小さいころは家の庭で、砂の代わりに火山灰で山をつくって遊んでいました。^^
これは仙巌園で展示されているものです。小さく見えますが灰は粒子が細かいので、実際に持ってみるとズッシリ重たいですよ。^^
安心して鹿児島に遊びに来てくださいね!