大坂の父「五代友厚」銅像 鹿児島市泉町

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鹿児島の歴史を語る上で欠かせないのが、五代友厚です。
彼は、西郷隆盛や大久保利通とともに「薩摩の三才」と呼ばれています。
五代友厚の銅像は天文館のすぐ近くにあります。
五代友厚ってどんな人?
五代友厚は幕末の薩摩藩士です。
大阪の商工業の発展に力を尽くしたことから、「大阪の恩人」の名で知られています。
太く凛々しいマユが「鹿児島」って感じで印象的ですよね。
鹿児島市街のオフィス街にあるせいか、すごく有能なビジネスマンに見えます!
あなた無しでは、日本は世界第2位の経済大国にはなれなかった・・・。
五代さま、本当にありがとう!
五代友厚はどんな人生を過ごした?
1835年に鹿児島市長田町で生まれました。最初から友厚という名前ではなくて、徳助(とくすけ)という幼名でした。昔の人は名前が複数あって大変ですね。汗
薩摩藩士として長崎海軍伝習所で勉強しました。
28才、薩英戦争(1863年)に発生した薩英戦争では、イギリス軍の捕虜になってしまいます。まさに、絶体絶命!
しかし、イギリスの高い技術に触れたことがキッカケになり欧米諸国から学ぶ重要性を感じます。薩摩藩からイギリスとの貿易に取り組むように命令を受けます。
30才(1865年)、薩摩藩の留学生を連れて、ヨーロッパを見学します。紡績などを学びました。
33歳(1868年)、事務官として大阪に赴任します。初代大阪税関長。33歳という若さで税関長なんて、すごすぎないか?(ちなみにブログ主は34歳の平社員です。爆)
34歳(1869年)、公務員をやめて実業家としての道を歩きはじめます。
大阪商工会議所では初代の会頭(リーダー)になり、大阪港の開発、造幣局や鉄道を引く事業、大阪市立大学、大阪商船、大阪鉄道などの設立にかかわりました。まさに、「大阪を作った男」な訳ですね!
五代友厚のドラマ
朝ドラ「あさが来た」ではディーン・フジオカさんが演じています。下の動画ではディーン・フジオカさんの演じる五代友厚が登場しています。うむ、イケメンだ・・・!
五代友厚の銅像
鹿児島市泉町で静かにたたずんでいます。あなたは、銅像がディーン・フジオカさんに似てると思いますか?
彼の銅像ですが、鹿児島中央駅前の「若き薩摩の群像」の中にもあります。
五代友厚の銅像の観光情報
アクセス
鹿児島市電「市役所前」か「いづろ通」で下車し、徒歩10分
電車通りから、朝日通り(リッチモンドホテルの交差点)を桜島の方向へ曲がってすぐです。
地図
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