九州最南端の佐多岬に向かう遊歩道の途中で、「御崎神社」という神社を見つけたので参拝してきました!とってもユニークな場所でした。佐多岬の記事はコチラ
主祭神とご利益
祭神はイザナギノミコトとイザナミノミコトです。奇しくも私と奥さんが神前挙式を行った霧島東神社(宮崎県高原町)と同じ祭神だったので、なんだかうれしくなりました♪
ご利益ですが、佐多岬灯台の近くということもあってか、航海や交通の安全を始めとして、五穀豊穣、商売繁盛などのご利益があるそうです。何よりも縁結びや安産のご利益があるようなので、恋人やパートナーと参拝するのはいかがでしょうか?^^
由緒
御崎神社の歴史は、奈良時代の始まる少し前の708年(和銅元年)までさかのぼります。古くから信仰されていた佐多岬海岸の磐屋(岩のご神体)が、神託によって浜宮となりました。
1609年の琉球侵攻(薩摩が琉球を侵略した戦争)で、薩摩の大将だった樺山久高(かばやま ひさたか)が琉球に向かう際に浜宮で祈願を行ったそうです。薩摩に帰った後、琉球鎮護のために浜宮は現在の場所に移動されて「御崎神社」と改名されました。
ちなみに、春日神社(鹿児島市春日)は、薩摩水軍が出港した港があった場所です。
御崎神社の様子
佐多岬公園の入口になっているトンネルを抜けて少し歩くと、目の前にドーンと社殿が現れました!
沖縄の琉球情緒を感じさせるような鮮やかな朱塗りの屋根です。神社としては珍しいですよね。
鳥居から社殿に向かって歩いてみました。
参拝道の入口から鳥居を撮影してみました。生い茂ったソテツが南国の情緒を感じさせます!
首だけの仁王像がありました。なんとなく西郷さんに似てる!?
参拝道に覆いかぶさるようにソテツが生えています。
ここまで見事に道をふさがれると通りにくいですね。(;´・ω・)
境内から参拝道を見下ろした様子。
御崎神社の御朱印
参拝を終えて御朱印をいただくことができました!(御朱印は300円でした。)
御崎神社には宮司さんではなく管理人さんがいらっしゃいました。
社務所にいらっしゃらないときは境内をお掃除されているようです。
佐多岬展望台の見学を終えて15時半に境内に戻ると、すでに社務所は閉まっていました。(御朱印をいただくときは注意してください)
御埼神社の動画
鳥居から拝殿まで歩いて参拝してみました。ソテツの亜熱帯のジャングルが、他の神社にはない独特の雰囲気を作っています。
御崎神社の地図
南国情緒あふれる縁結びと安産祈願の神社