指宿市にある宮ヶ浜駅は「日本で一番海に近い駅」として有名です!
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日本で一番海に近い駅
駅のホームのすぐ前が錦江湾です
ちょうどお正月の時期に着ました。強い潮風が吹きつけていました。とっても寒い!
昭和9年に駅が建てられたころは、駅のすぐそばまで海だったようです。
ホームの様子をグルっと撮影してみました。
撮影した時は少し曇っていましたが、天気が良ければ大隅半島が見えます。
ちょうど特急「指宿のたまて箱」が通過する様子を撮影できました!ラッキー!
すこしカメラを回すタイミングが遅れてしまいましたが・・・。汗
特急「指宿のたまて箱」は鹿児島中央駅と指宿駅を結ぶ列車で、1日に3往復しています。
長渕剛のふるさと
長渕剛は鹿児島の誇るアーティストです。
かくいう私も彼の影響で弾き語りをはじめました。
長渕剛さんのお母さんのふるさとは宮ヶ浜駅の近くです。
そういうこともあって、長渕剛さんは小さいころに宮ヶ浜で過ごすことが多かったようです。
駅のホームの中には、長渕剛さんが指宿市に寄贈した散文詩「母ちゃんの海、宮ヶ浜」が掲示されています。
散文詩では、お母さんとの楽しく幸せな思い出がつづられています。
長渕剛さんの「鶴になった父ちゃん」という歌で、宮ヶ浜の地名が出てきます。
歌詞の一部は次のようになっています。
幼いころ、父ちゃんはバイクに俺を乗せて
宮ヶ浜にいつも連れて行ってくれた
浜の西に沈む夕日が紅く揺れていて
海よりも限りなく優しかった
また、長渕剛さんの「License(ライセンス)」という曲でもお父さんのバイクに乗せてもらう歌詞があります。
幼い頃、親父はいつも俺をバイクに乗せた
人気のない海岸線に親父は腰を下ろした
黙ったまんまタバコをふかし、ずっと遠くを見てた
生真面目だけが自分の人生に、憤りを感じてた
こちらには宮ヶ浜の地名は出てきませんが、きっと宮ヶ浜でのお父さんとの思い出が語られているのでしょう。
長渕剛さんのお父さんは警察官でした。
とうぜん生真面目でなくては務まらない仕事です。
仕事上の立場と人情の狭間でやり切れない思いを抱えることもあったでしょう。
苦悩する父の背中と宮ヶ浜の海をみて、幼い長渕剛さんはどんな思いだったのか、思いを馳せてみましょう。
ちなみに、長渕剛さんは桜島でオールナイトコンサートを行いました。
会場跡にはコンサート記念の「叫びの像」が建っています。
叫びの像の記事はこちら
昔ながらの唐芋飴を食べよう
宮ヶ浜駅のすぐ前に、坂本いもあめ店があります。
昔ながらの「唐芋飴」が販売されています。
唐芋飴はサツマイモを原料とした鹿児島の郷土菓子です。
すこし粘っこいので虫歯の詰め物が外れないように注意して食べる必要がありますが、芋のほんのり甘く、優しい素朴な味わいが特徴的です。
ぜひ、食べてみては?
宮ヶ浜駅の情報
アクセス
- 車…鹿児島市から約50分。
- JR…鹿児島市から約50分。
地図
日本で一番海に近い駅。
長渕剛のふるさと。
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