大切な弟・吉次郎を失ってしまった西郷どん。
戊辰戦争で多くの人々を死なせてしまったことに責任を感じ、いったんは政治の世界から身を引きますが・・・?
前回のレポートはこちら!
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オープニングが明治編へ!
オープニングが変化しましたね!
カッコよすぎて、夫婦でリピートしてみてしまいました・・・。
感動して、目頭熱くなりました!!!
西郷どんがすっかりふくよかになっていましたね。
薩摩川内市のトークショーで塚地さん(熊吉役)が話っていましたが、鈴木さんは毎日ドーナツを食べて、98キロにまで体重を増やしたそうです。
お腹には何も詰め物を入れていないのに、あそこまで恰幅よくなったのは、まさに尋常ではない役作りへの情熱だと思います。
鈴木さん、すごいです!
楽屋裏で一生懸命ドーナツをたべて体重を増やそうとする鈴木さんが「塚地さんは恰幅が良くてすごいですね」と言うと、塚地さんは「あなたとは積み上げてきたものが違うんです」と切り返したそうで、会場の笑いを誘っていました。(笑)
前回まで霧島神宮の社殿の前で演奏されていた九面太鼓(くめんだいこ)は、雄大な桜島をバックにした砂浜で撮影されていましたね。
おそらく、あの砂浜は磯海水浴場(鹿児島市)か、
重富海岸(姶良市)ではないでしょうか。
どちらの場所にしても、かなりカッコよかったですね!
ちなみに、九面太鼓とは霧島神宮の神事で、太陽神アマテラスの命令で地上を統治するために降臨したニニギノミコトなど9柱の神々を表しているそうです。
私は太鼓をたたくリズム感なんてほぼゼロですが、「あのような開放的な場所で太鼓を打つのは、かなり爽快だろうな・・・!」と想像しました。
西郷どんが衣装を龍門司坂(姶良市)を歩いています。
髪型も短くなり、近代的な軍服に身を包んでいる姿を見ると、時代の流れをしみじみと感じますね・・・。
私の一番のお気に入りは・・・。
仙厳園(鹿児島市)で桜が散る様子が数秒流れた瞬間、高千穂峰(霧島市)の頂上で西郷どんと大久保一蔵が擦れ違うところです!
同じ郷中出身の二人が、同じ未来を描き、それでも、最終的には決別し、違う道へと歩んでいく歴史が、ギュギューッと凝縮されていると感じました!
強い意志を瞳に湛えながらも「これで良かったのだろうか」と立ち止まる大久保に対し、どこまでも高みに登り、ついには手の届かない存在になっていく西郷どんの描写が印象的です!!!
いきなり京都!?
いきなり京都市長の赴任式からスタートしました。
キャストさんたちの衣装も、すっかり近代的になってますね。
すると、なんと菊次郎(ナレーター役)が登場!
なるほど、今までのナレーションは、京都市長となった西郷どんの長男・菊次郎が父の人生を振り返っていたんですね!
菊次郎は明治2年(1869年)から、西郷どんの人生を振り返り始めます・・・。
糸と愛加那が初対面!
糸と熊吉が奄美大島を訪ねてきました。
西郷どんと愛加那の子ども・菊次郎を薩摩に連れ帰るためです。
二人の妻が対面しているシーンをドキドキしながら見ていた視聴者の方も多かったのではないでしょうか。
二人とも同じ人(西郷どん)を愛しているので、初めて会ったときはかなり複雑な心境だったはずです。
糸からすれば、愛加那は西郷どんにとって「命を救ってくれた恩人」であり、子どもを二人も授かっているし、強烈なジェラシーを感じてもおかしくありません。
愛加那からすれば、奄美大島から出られない自分とは違って、西郷どんと一緒に夫婦として過ごせる糸が、かなりうらやましかったでしょう・・・。
二人ともどのような心境だったのか想像すると切なくなりますが、西郷どんはかなり「罪な男」ですね!
愛加那は菊次郎を自分の子どもとして育てたとは思っていないと言い切ります。
菊次郎の未来を考えると、奄美大島にいるより大出世した西郷どんのいる薩摩に行ったほうが良い教育を受けられます。
自分の子どもと別れるのは断腸の思いだったはずなのに、弱音を一言も口にしませんでした。
愛加那は本当に強い女性ですね。
愛加那が可愛すぎて…
しばし、ツイートをする手が止まった。#西郷どん pic.twitter.com/qEIshdAvYE— 東区の人 (@Higashikunohito) 2018年10月21日
いずれにしても、西郷どんが自分以外のどのような女性を愛しているのかを知ることができたのは、二人の女性の心のモヤモヤを少しでも晴らすことができたのではないかと思います。
二人が会えて本当によかったと思います!
しかし、、、西郷どんは薩摩藩に戻って、特に何もすることがないのなら、糸の代わりに奄美大島に行って、菊次郎を引き取りに行けばよかったのではないでしょうか?
愛加那とも再会できますし、菊次郎だけではなく、娘(菊草)がどのように成長しているか気になっているはずです。
そう考えるのは私だけでしょうか。
ローン完済!
西郷どんはやっとで借金の返済を終えました。
現在のお金で約2,000万円の返済がやっと終わりました・・・。
昔、最初の妻(須賀)が貧しさに我慢できず、家を飛び出したのを懐かしく思い出します。
西郷どんは出世し、元金2,000万円にさらに利子2,000万円を加えて返済したそうです!(さすがに利子分は遠慮されて受け取ってもらえなかったようですが・・・。)
西郷どん一家が新しく引っ越した場所は「武屋敷」です。
鹿児島中央駅からすぐ近くなので、お手軽に観光できますよ♪
長く家族を苦しめてきた住宅ローンを完済したことは、西郷どんや家族に大きな安心感をもたらしたのではないでしょうか・・・。
(うらやましい・・・)
新しく西郷家にやってきた菊次郎ですが、西郷どんを目にして、すぐには父だという現実を受け止めきれないようでした。
西郷どんの嫡男・寅太郎には、常に遠慮しがちな様子でしたね。
菊次郎が西郷家になじめるように、一生けん命がんばっている川口雪篷と熊吉が良い味出してました。^^
愛犬ツン登場
菊次郎と寅太郎が二人で愛犬を撫でているシーンがありましたね。
二人がぎこちなくとも、少しずつ仲良くやっていけそうな感じで安心した視聴者さんも多かったと思いますが・・・。
ここで、さりげなく愛犬ツンが寅太郎によって紹介されていました!
ここで、つん殿をご覧いただこう。 #西郷どん pic.twitter.com/sPByjN17so
— 生きてるだけで褒めてくれる刑部bot (@ikiteruOKgyobu) 2018年10月21日
ちなみに、愛犬ツンは今は存在しない「薩摩犬」というハンティングが得意な犬種です。
西郷どんは狩りが趣味で、鹿児島の各地に薩摩犬を連れて狩りを楽しんでいました。
西郷どんは特にツンが大好きで、馬1頭とかなりの大金を払って手に入れたそうです。
久光さんは隠居?
新しい家族が増えて賑わっている西郷家と裏腹に、国父・島津久光は元気がありません。
領地は召し上げられ、権力を失い、すっかり老け込んでしまっていました・・・。
久光公は西郷どんに政治を任せてしまったことに、すっかり後悔しているようです。
まあ、少しかわいそうな気もしますが、前回、西郷どんに「お前にすべて任せる」と言い切った以上、責任はとらないと、ですね。💦
信吾が大人に
大久保一蔵が新政府をまとめるために、西郷どんの弟・信吾に西郷どんを中央政府に呼び戻すように説得を依頼していましたね。
このときテーブルにキュウリの漬物が置かれているのに気づきましたか?
実は大久保利通(一蔵)は、漬物が大好きなことで有名なんですよ♪
しかし、ほとんどの方が岩倉具視のチョンマゲに目が行ってしまったのではないかと思われます。(笑)
あのチョンマゲのインパクトはバツグンでしたね!
西郷従道「それは 日本中の笑いを取るための道具ですか?」
岩倉具視「そのとおり!」#西郷どん pic.twitter.com/tXhu0SzANj
— 東区の人 (@Higashikunohito) 2018年10月21日
信吾がフランスを視察して、すっかり大人になってましたね!
名前も信吾から従道(じゅうどう)に改めていました。
戊辰戦争で多くの人を死なせてしまったことに責任を感じて、政治の世界に戻ることを拒む西郷どんを、
「死んだ者たちの命を無駄にしたらいかん」と説得しました。
昔は京都で豪遊したところを西郷どんに突き飛ばされていたりしたのに、とても立派になりました!
この振り幅なッッ!!!!!!!!!!
#西郷どん pic.twitter.com/io4xt6aOCX— おいしいきのこ👶🥛 (@tukapon_113) 2018年10月21日
糸は菊次郎のそばにいてほしいと西郷どんに頼みますが、最終的に西郷どんを後押ししたのは菊次郎でした。
「行ってたもんせ。自分のことより民が大事。」
それは、かつて愛加那が西郷どんに言った言葉。
つたない薩摩弁で一生けん命、父の背中を押す様子が、心にグっと刺さりました!
あらすじ&感想特集(まとめ)
第1話から感想レポートを地元目線で書いています。
西郷隆盛特集
西郷どんの盛り上がっている鹿児島の観光スポットをご紹介!
大河ドラマ「西郷どん」観光コース
おススメの「西郷どん」観光コースを交通手段・地域ごとにまとめました!
豆知識☆ちょこっと鹿児島弁講座( ..)φメモメモ
今回も、薩摩弁を5つご紹介します♪
・「うぇちがん」⇒「追いつけない」
・「じぇんがなか・・・」⇒「お金がない・・・」
・「みしたん」⇒「(人など)見知らない」
・「ずんばい」⇒「物が多い様子」例:虫がずんばいおっど!(虫がいっぱいいる!)
・「びんてがひっぱしっ!」⇒「(パニックで)頭が爆発しそう!」
いかがでしたか?読み方としては、語尾を上げるのがポイントです。
次回も大河ドラマ「西郷どん」の劇中に登場するかもしれないし、しないかもしれない薩摩弁をご紹介しますので、楽しみにしていてくださいね!