神武天皇東征出発の地「戸柱神社」鹿児島県東串良町

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この記事は鹿児島地元人のララが書いています。

鹿児島県東串良町の「戸柱神社」のご紹介です。

この神社は初代天皇「神武天皇」にゆかりのある神社です。

日本創世神話に関心のある方は、参拝してはいかがでしょうか?

 

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アクセス&駐車場情報

垂水港から車で約1時間かかります。

専用の駐車場はないようです。

 

戸柱神社への階段

神武天皇に関わりのある神社のようです。階段の先に何があるのかが気になります。

 

戸柱神社

階段には小さな神社「戸柱神社」がありました。

 

石碑

戸柱神社のすぐ近くに大きな石碑が建っています。

石碑には「神武天皇御発航伝説地」と刻まれています!

 

 

戸柱神社の御祭神

素盞鳴命(スサノオノミコト)

最高神アマテラスの弟です。

最初は荒々しい性格で悪逆非道の限りをつくしていました。

アマテラスの機織(はたおり)娘を殺したことで、アマテラスは怒って洞窟(天岩戸)に隠れました。

太陽神であるアマテラスがいなくなったことで、世界が闇を覆いました。

アマテラスは他の神々の努力によって天岩戸から出たものの、天界の神々は罰としてスサノオの爪と髪を剥いで天界から追放しました。

考えるだけで痛そうな処罰ですね。(;´・ω・)

追放後、スサノオは善い神様に生まれ変わりました。

出雲国に降り立つと人々を苦しめていた怪物ヤマタノオロチを退治しました。

スサノオは勝負ごとの神様として知られ、他にも五穀豊穣、厄除け開運、縁結びなどのご利益で有名です。

八衢比古命(ヤチマタヒコノミコト)・八衢比賣命(ヤチマタヒメノミコト)

イザナギが黄泉の国から帰ったときに、黄泉の国の汚れを落としたときに生まれました。

集落や道の要所を守り邪悪な者の侵入を防ぐ神様です。

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歴史

アマテラスの命令を受け、天高原からニニギノミコトが地上に降臨してから、約180万年の時が流れました。

ニニギノミコト、その子ヒコホホデミノミコト、さらに孫ウガヤフキアエズノミコトは、西のはずれの地を統治し繁栄をもたらしてきました。

しかし、遠く遥かな場所では今でも争いが多く、人々が苦しんでいます。

ウガヤフキアエズノミコトの皇子・神武天皇は、世界の中心へ行って都を作り、すべての人々が安心して暮らせる世の中を作ることを決心しました。

神武天皇が東に向けて出航した場所は「降神山(皇神山)」と呼ばれ、戸柱神社が以前建っていた場所と伝わっています。

出航の後、神武天皇と兄弟の皇子たちは、数多くの戦いと困難を乗り越え、都を作ることに成功しました。

戸柱神社が勝負を司るスサノオノミコトを祭神として祭っているのは、神武天皇の戦での勝利を願う気持ちを表しているように思えます。

 

御朱印情報

社務所はありません。

 

戸柱神社の参拝情報

住所

〒893-1615 肝属郡東串良町川東4027

地図

神武天皇東征の始まりの地

 

周辺のランチスポット

種の音

心がほっとする居心地の良いカフェです。

 

周辺の観光スポット

轟の滝

岩を滑る清水が美しい滝です。

住吉神社

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