大河ドラマ西郷どん26話「西郷、京へ」あらすじ&感想~地元鹿児島人のレポート!

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この記事は鹿児島地元人のララが書いています。

愛加那や沖永良部島の優しい人々と別れ、西郷どんは薩摩に戻りました。

これからはどんな活躍を見せてくれるか、楽しみです!

今回は昔の登場人物が再登場する懐かしい回となりました。

前回のレポートはこちら!

 

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オープニングに若干の変化が?

岩のゴツゴツした海岸に荒波が砕ける描写は、沖永良部島のフーチャでしょうか。

実際に行ってみると、その迫力に驚きました!

また、精矛神社(姶良市)も、撮影のアングルが変わって登場していました。

しばらくは京編が続きますが、今後も鹿児島の観光地が紹介されて多くの人が鹿児島に観光に来てくれることを願っています。

 

薩摩藩に再び帰還!懐かしい面々が西郷との再会に喜ぶ

1864年(元治元年)、1年半にもわたる島流しが終わり、西郷どんが薩摩に戻ってきました!

西郷どんの家は、貧しさが続いたせいで家を売り渡し、借家になっていましたね💦

 

現在、この家の建っていた場所は鹿児島中央駅近くの鹿児島市民の憩いの公園になっています。

元々住んでいた家から、直線距離で300メートルほどの場所にあります。

貧しいながらも、妹たちが結婚する幸せもあったりして、みんな元気そうに過ごしてて安心しました。^^

 

大山格之介や海江田俊斎など郷中仲間にも再会することができました。

しかし、ここに寺田屋事件で亡くなった有馬新七はいない・・・。

島流しにある前に有馬新七と腹を割って話した西郷どんは、改めて新七がいなくなったことに悔しく悲しかったでしょうね。

 

 

奄美大島や沖永良部島で民の貧しい生活を目の当たりにした西郷どんは、斉彬公から授かった短刀に向かって

「みんなが腹いっぱい食える国を作る」と改めて誓いました。

今の幸せな世の中を作ってくれた西郷どんなどの偉人たちに、ただただ感謝するばかりです。><

 

久しぶりに糸(イト)とも再会しました。

相変わらず忙しそうでしたが、西郷どんと別れた後、西郷の背中を見つめる表情がなんとも切なかったです(*_*)

これからのドラマの中で、また糸との関わりが出てくるのでしょうか?!

 

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険悪な参与会議

京都では、幕府と薩摩藩などの有力大名の会議が行われていました。

一橋慶喜の考えが、攘夷(外国を打ち払うこと)と開国の間で揺れ動いていて、大名たちは混乱しているようです。

慶喜は島津久光の言うことを聞かず、完全にバカにしています。

挙句の果てにはふたたび久光を「イモ」と呼んで、あわや殴り合いになりそうな展開でハラハラしました!

 

そんな会議の裏では、ほかの藩の家臣との仲を取り持つために、一蔵も畳を回してがんばっていました。

一蔵はてっきりまじめなキャラクターだと思っていたので、このような一発芸をするイメージがなく、かなり意外でした!

西郷どんと同じく、必死な一蔵の姿を見て、胸が熱くなりました!

 

今の社会でも同じだと思いますが、どの組織も有能な部下が大切なんですね。

一蔵のように優秀な部下に支えられて、久光はとてもラッキーだと思います。

 

西郷どんは久光公に久しぶりに会いましたね。

しかし、慶喜とひどいやりとりのあった会議の後だからか、久光はかなり不機嫌そうでした。

自分は慶喜に全く相手にされず「イモ」呼ばわりされているのに、西郷どんはすこぶる人気が良い。

久光にとって面白くないのは当然でしょう。

西郷どんは一橋慶喜以上に久光公から嫌われていました。

西郷どんに対する怒りのあまり、キセルに歯型が残ったのは事実のようです!

 

久光のキャラクターが、かなり人間くさくて良いですね。

慶喜や西郷どんと一緒のシーンでは、感情を爆発させまくってました。

「コロコロコロコロコロコロコロコロ意見を変えてばかり!」

「ムリムリムリムリムリムリムリムリ、大久保帰っど!」

なんだか大きな子どもみたい、と思いました。

 

一方、一橋慶喜も人間臭い一面を見せました。

慶喜はかなりプライドが高い人ですね。

今まで幕府にとって「部下」でしかなかった大名たちと、同じテーブルで会議をすることに、かなり抵抗感があるようです。

こういうタイプの人は、西郷どんのように奄美大島や沖永良部島の人たちの苦しみを理解することは難しそうだと感じました。

しかし、西郷どんが第2話で助けた貧しい農家の娘「ふき」が、慶喜の側室になっていたのは驚きでしたね!

ふきちゃん、農民から将軍家の妻になるなんて、大出世です!(^_-)-☆

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孤立する慶喜…

西郷どんはついに慶喜と面会して、もう一度、久光と話をするように説得します。

「幕府ではなく、か弱き民を第一に考えて行動してください」

「幕府も薩摩も長州も関係ない。そう天下に号令をかけるのは、一橋慶喜様、あなたです!」

ぶっちゃけ綺麗ごとなのかもしれない、しかし、本気でそう思って行動している西郷どん。かなり胸が熱くなるセリフでした。

必死に訴える西郷どんに慶喜も心を動かされ、もう一度久光と会うと言います。

 

しかし、久光は会おうとせず薩摩に帰ることになりました。

せっかくの西郷どんの苦労が水の泡に終わってしまい、慶喜は薩摩藩の協力を得ることができなくなりました。

それに加えて、慶喜を狙う者の影がチラホラ…。

 

西郷どんが再び慶喜に面会したとき、慶喜はとっても不自然な笑顔でした。

久光に対する無礼について謝り、「薩摩は私と共にある」とまで言います。

さっきまで、とことん「イモ」呼ばわりしていたのに・・・。とても心からの本音とは考えにくいですよね。

家臣・平岡円四郎が慶喜の代わりに暗殺され、孤独と暗殺におびえる恐怖が、慶喜を追い込んで、このような態度をとらせたのでしょうか?

西郷どんも慶喜を疑いの目で見つめていましたが、どうなることやら。

 

時代を動かす人間たちの人間臭さが際立つ波乱の幕末。次回の展開が気になります!

 

あらすじ&感想特集(まとめ)

第1話から感想レポートを地元目線で書いています。

西郷どんレポート

 

西郷隆盛特集

西郷どんの盛り上がっている鹿児島の観光スポットをご紹介!

 

豆知識☆ちょこっと鹿児島弁講座( ..)φメモメモ

せっかくなので、薩摩弁を5つご紹介します♪

・「きゅ」⇒「今日」

・「ないな?」⇒「何ですか?」

・「ほんのこいな?」⇒「本当のことですか?」

・「いっぺこっぺ」⇒「一生けん命」

・「ランドセルをからう」⇒「ランドセルを背負う」

いかがでしたか?読み方としては、語尾を上げるのがポイントです。

次回も大河ドラマ「西郷どん」の劇中に登場するかもしれないし、しないかもしれない薩摩弁をご紹介しますので、楽しみにしていてくださいね!

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