鹿児島市大竜町の天璋院篤姫が誕生したのご紹介です。
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篤姫ゆかりの地を訪問
今和泉島津家の屋敷は敷地面積4,608坪もありました。
鹿児島(鶴丸)城の東北に位置する大龍寺(現大龍小学校)の西どなりにあります。
この鹿児島市城下絵図ですが、今和泉島津家本邸前のバス停にあったものです。
天璋院篤姫はここに生まれました。
今では屋敷はなく、当時を偲ばせる石垣の外壁が残っています。
1835年(天保6年)、この場所で、天璋院篤姫は島津忠剛の娘・一子(かずこ)として生まれました。
その後、1853年(嘉永6年)、第28代島津家当主・斉彬の養女として島津本家に迎い入れられ、名前を篤姫と改めます。
1853年(安政3年)、第13代徳川家定の御台所(妻)となりますが、1858年(安政5年)に家定は亡くなってしまいます。
その後、薩摩藩を中心とする倒幕の流れが強まりますが、篤姫は最後まで江戸城にとどまり、徳川家存続と江戸無血開城のために命をかけて尽くしました。
もし篤姫がいなければ、江戸で多くの血が流れていたことでしょう!
今和泉島津家本邸は現在は私有地となっているので立ち入ることはできませんが、近くには南洲神社、砲術館跡、大龍寺跡、若宮神社、春日神社、福晶寺などの史跡が集中しており散策にはおススメです。
石垣を眺めながら篤姫の生きた時代に想いを馳せてみてはいかがでしょうか?
今和泉島津家本邸跡の観光情報
アクセス
「カゴシマシティビューまち巡りバス」に乗り、「南洲神社前」で下車し、徒歩5分。
住所
鹿児島市大竜町9−23
地図
篤姫の生家
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