鹿児島市草牟田の鹿児島神社のご紹介です。
パワースポットとして有名な場所です。
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参拝時間
神社の参拝時間は08:30-17:00となっています。
私たちは御朱印を頂きたかったので、この参拝時間内にいきました。
鹿児島神社を参拝
護国神社のすぐ横に鹿児島神社があります。
夫婦で参拝してきました。鹿児島神社は城山のすぐ裏側にあります。
(護国神社の記事はコチラ)
薩摩藩主を統治してきた島津氏の崇敬も厚かったようです。
鹿児島市内最古の神社「一之宮神社」の御由緒を見ると、初代忠久から18代家久は毎年元日になると、一之宮神社を参拝した後、この鹿児島神社(二之宮)を参拝し、さらに川上八幡宮(三之宮)を参拝していたようです。
祭神
鹿児島神社は以下の4柱の神様を祭っています。
彦火火出見命(ヒコホホデミノミコト)
ヒコホホデミノミコトは天孫ニニギノミコトの子に当たり、別名「山幸彦」として知られています。
山幸彦は弓を使った狩猟が得意で、兄の海幸彦は釣りを得意としていました。
ある日二人が弓と釣り竿を交換していると、山幸彦は兄の大切な釣り針を無くし、兄の怒りを買います。
山幸彦は海の宮殿を訪れ、そこで豊玉姫という美しい神様に出会い、夫婦になります。
さらに、豊玉姫の父・海神をかりて兄の釣り針を探し出すことができました。
海神は山幸彦が陸の世界に帰るとき、強力な力を秘めた二つの玉を授けました。
この玉の力によって、山幸彦は対立する兄・海幸彦を屈服させて家来にし、めでたく支配者になったと伝えられます。
ヒコホホデミノミコトは有名な昔話「浦島太郎」のモデルにもなっています。
山幸彦は父親ニニギノミコトと同じく農耕の神様として知られ、「商売繁昌」「航海安全」「縁結び」などのご利益で有名です。
ヒコホホデミノミコトを祭る有名な神社には、鹿児島神宮(霧島市)などがあります。
なお、、ヒコホホデミノミコトの陵は、高屋山上陵(霧島市)にあります。
豊玉彦命(トヨタマヒコノミコト)
ヒコホホデミノミコトの義理の父にあたります。
広大な海の神様です。
昔から地元の漁師さんたちの信仰が厚いようです。
鳥居を入ってすぐ右手には、水神様を祭る石碑がたくさん立っています。
しかし、鹿児島神社は城山(しろやま)という山の裏手にあり海からだいぶ離れています。「なぜ海の神様を祭っているんだろう?」と不思議に思いました。
豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)
ヒコホホデミノミコトの妻で、初代天皇(神武天皇)の祖母にあたる神様です。
安産の他、海上安全、縁結び、育児の神様として知られています。
山幸彦(日子火々出見命)が兄の釣り針を海の世界に探しにきたとき、豊玉姫命が海の宮殿前の井戸(玉の井)で水を汲んでいたところ、二人は出会い、結婚しました。
お顔が玉のようにきれいな方で、御子(ウガヤフキアエズ命)を出産するときも、産殿の屋根が葺き終わらないうちに軽々とご出産されたというエピソードがあります。
このことから安産のご利益で有名です。
豊玉姫を祭る有名な神社に、豊玉姫神社(南九州市)があります。
豊玉姫の陵(お墓)は、豊玉姫神社のすぐ近くにあります。
豊受大神(トヨウケノオオカミ)
トヨウケノミコトは食物神で、太陽神アマテラスの食事を用意する神様です。
農業や漁業にご利益があります。
御神木
神社の横に巨大なクスノキがそびえていました!
一般的に神社にはクスノキがよく生えているのですが、鹿児島神社のクスノキは枝が青々と茂り、生命力がみなぎっているのを感じました。
夕日に照らされて美しく輝いているようでした。
御朱印
参拝したあとは御朱印をいただきました。
妻がどうか無事に出産できますように。
力強い御朱印の文字が、出産を目前に不安になっている私たちを元気づけてくださっている気がします。^^
動画
鹿児島神社の境内の様子を撮影したので、ぜひご覧ください。^^
鹿児島神社のアクセス・電話番号など
アクセス
- JR鹿児島中央駅から車で10分。無料駐車場あり。
- 市電「加治屋町」から徒歩30分。
電話番号
099-222-9380
住所
鹿児島市草牟田2-58-3
地図
周辺の観光スポット
座禅石
西郷隆盛と大久保利通が座禅を組んで修行したといわれる石
鹿児島縣護国神社
鹿児島神社のすぐとなりにあります。こちらも御朱印がいただけます。