山の神や学問の神を祭る、実方神社@鹿児島市吉野町

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この記事は鹿児島地元人のララが書いています。

鹿児島市吉野町の実方神社のご紹介です。

 

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アクセス

鹿児島市吉野町の町の中にあります。

車で九州道「薩摩吉田」ICから約15分の場所にあります。

カーナビを設定すれば迷うことはないと思いますが、途中、車がすれ違うときに道路が狭いところがあるのでご注意してください。

実方神社

 

境内の様子

実方神社の境内の様子です。街を見下ろす高台にあります。

実方神社

私は夏の暑い日に参拝しました。

晴れていたので、眺めが良くて気持ちよかったです。^^

実方神社

実方神社

実方神社の前には地元の公民館があります。

地元の人たちによって管理されているようです。

7月だったので、ちょうど七夕の笹が飾られていました。

 

社殿

小さいですが、とてもきれいで美しい社殿です。

実方神社

実方神社

実方神社

 

実方神社の御祭神・ご利益

実方神社

社殿にかけられている由緒記によると、正確なことは不明ですが、御祭神は次の神様ではないかと伝えられています。

藤原実方朝臣(フジワラノサネカタアソン)

出典:wikipedia

藤原実方は平安時代の貴族です。

和歌の名人としても有名で、源氏物語の主人公「光源氏」のモデルになるほど美しい美貌の持ち主です。

しかし、鹿児島の地で、なぜ京都の歌人が祭られているのか不思議ですね。

大山祇神(オオヤマツミノカミ)

大山祇神は山の神様として知られています。

地上に初めて降りてきた神様は瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)です。大山祇神は瓊瓊杵尊の妻として、自分の娘2人を嫁がせました。

ところが、瓊瓊杵尊は美しい木花之開耶姫(コノハナサクヤヒメ)だけを妻とし、みにくい磐長姫(イワナガヒメ)を送り返しました。

大山祇神が磐長姫を嫁がせたのは、瓊瓊杵尊の命が長く続くためだったのですが、これを送り返したことで、瓊瓊杵尊以降の子孫の神様は寿命が短くなってしまいました。

なお、大山祇神は、山林守護、漁業守護、鉱山業守護などのご利益があります。

菅原道真(スガワラノミチザネ)

1879年(明治12年)、実方神社は天満宮と合併しました。

菅原道真は学問に優れていたことから、学問に御利益のある神様として有名です。

 

御朱印情報

社務所はありません。

 

各種参拝情報

住所

県鹿児島市吉野町

地図

 

近くの観光スポット

実方神社の近くには幕末と明治維新の時代に活躍した2名の誕生地があります。

二人とも小さい頃に何度も実方神社を参拝したのでしょう。

歴史に興味のある方は、実方神社を参拝した際に訪問してはいかがでしょうか?

桐野利秋生誕の地

西郷隆盛に最後まで従った方です。神社から歩いてすぐの場所にあります。

別府晋介生誕の地

西南戦争で西郷隆盛の介錯を務めた方です。