大河ドラマ西郷どん45話「西郷立つ」あらすじ&感想~地元鹿児島人のレポート!

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この記事は鹿児島地元人のララが書いています。

西郷どんは明治政府に不満を持つ士族たちを抑えようとしますが、ついに西南戦争が起きます!

 

前回のレポートはこちら!

 

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安息の日々

西郷どんは私学校の生徒たちと開墾する土地を探していました。

西郷どんが農地の開墾に励んだ場所には、今でも石碑が建っています。

西郷どんが未来の日本を夢見ながら開墾していた土地ですが、今ではうっそうと木が茂っていて、農地の面影もありません・・・。

 

また、息子・菊次郎と温泉につかったりするシーンが何回か登場しましたね。

西郷どんは大の温泉好きとしてしられ、鹿児島に帰ってから様々な温泉地に足を運んでいます。

西郷どんが入浴した温泉は今でも有名な観光地になっています。フィラリアを患っていたことから、主に皮膚病に効果のある温泉に浸かっていたようです。

しかし、時代の流れは西郷どんの平穏な日々を長く続かせてはくれませんでした・・・。

 

私学校へのスパイ

私学校は2千人もの生徒を抱え、さらに生徒がぞくぞくと集まっていましたね。

なお、西郷どんが設立した私学校跡は今では国立病院が建っていますが、当時の石垣がそのまま残っています。

 

北は遠く庄内藩(山形県)からも生徒が来ていましたね。

西郷どんは戊辰戦争のとき、旧幕府側についた庄内藩を厳しく罰せず、寛大な処置をしたことで有名です。

西郷どんが暮らしていた武屋敷には、今でも西郷どんと庄内藩の関係を示す銅像が建っています。

 

しかし、どんどん生徒の増える私学校について、大久保の率いる明治政府は疑心暗鬼で、鹿児島へのスパイを増やします。

明治政府に残った川路利良は西郷従道に、大久保も川路自身も西郷どんを信じていて、西郷どんは反乱しないと信じていることを伝えていました。

鹿児島県民としては、大久保と川路が西郷どんと戦いたくないという描写をドラマ中に入れていただけたのは嬉しかったです。^^

西郷どんと大久保が親友だったように、川路利良と中村半次郎(桐野利明)も共に苦難を乗り越えてきた仲間でした。

西南戦争が始まったとき、川路利良もとてもつらかったかもしれません。

 

士族たちは、廃刀令や秩禄処分によって、次々と特権を失っていきました。

私学校の士族たちは、武士の誇りを失う口惜しさに耐えつつ、スパイを送り込んでいるという明治政府に不満を募らせていました。

西郷どんはスパイがいたとしても何も悪いことはしてないのだから胸を張っていればよいと堂々としています。

西郷どんの大らかな人柄には感心しました。

最悪の場合、スパイに殺されてしまうかもしれないのに・・・。

 

西南戦争が勃発!

西郷どんは大久保の作ろうとしている日本を見るために、必死に士族たちを抑えようとしていました。

しかし、ついにスパイが捕らえられ、スパイの自白で明治政府が西郷どんを「刺殺」しようとしていることが判明します。

実際の歴史では、この「シサツ」は単なる「視察」だったのか確たる証拠はないようです。

 

明治政府は、武士の命たる刀を失い、生活に必要な給料も失い、さらには、自分たちの大切な西郷先生まで奪おうとしている・・・!

中村半次郎をはじめ私学校の生徒たちはついに暴動をおこし、政府の武器庫を襲撃しました!

西郷どんが武器庫襲撃を知ったとき、ドラマ中では菊次郎と一緒に温泉に浸かっていましたが、実際は根占で狩りをしていました。

そのとき西郷どんが宿泊していた建物が残っていますよ!

 

西郷どんは、ただただ涙を流し、とても悔しそうでした。

そして、ついに明治政府に政(まつりごと)の在り方を問いただすために出兵を決意します。

 

私は西郷どんは必ず負けてしまうことを知っていた気がします。

西郷どんは明治政府の軍隊を作り上げていた立場の人なので、最新鋭の武器を持ち、数で勝る政府軍に対して勝算は無かったでしょう。

血気にはやる若者たちが起こしてしまった暴動の責任を取るために指導者という立場にならざるを得なかったのでしょう。

もやは未来の日本のために死を覚悟し、礎(いしずえ)となることが自分の運命だと悟ったのかもしれませんね・・・。

 

一方、西郷どんが反乱を起こしたという知らせを聞いたとき、大久保はとても信じられれない様子でした。

まず一番最初に西郷どんに会って気持ちを確かめたかったのは大久保でしょう。

しかし、大久保は明治政府では今や要(かなめ)となっています。

親友のもとに直ちに駆けつけたいのに、行くことができない。

大久保の悔しさがビンビン伝わってきました!

 

西郷どんの率いる軍隊はオープニングでも登場する龍門寺坂を通って東京に向かいました。

ここでは多くの地元の人たちが、太鼓などを演奏して西郷どんたちを見送ったそうです。

 

あらすじ&感想特集(まとめ)

第1話から感想レポートを地元目線で書いています。

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豆知識☆ちょこっと鹿児島弁講座( ..)φメモメモ

今回も、薩摩弁を5つご紹介します♪

・「んなこっちゅわ!」⇒「なんということでしょう!(直視し難い現実を受け入れる時の表現)」

・「ほがね」⇒「頼りない」

・「かかじる」⇒「掻く」

・「のんかた」⇒「飲み会」

・「どーっち、行ってけー!」⇒「どーんと(胸を張って)行ってこい!」

いかがでしたか?読み方としては、語尾を上げるのがポイントです。

次回も大河ドラマ「西郷どん」の劇中に登場するかもしれないし、しないかもしれない薩摩弁をご紹介しますので、楽しみにしていてくださいね!

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