島津家の別邸「玉里邸庭園」~鹿児島市の美しい日本庭園~観光名所ランキング入りも近い?

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1835年、第28代島津家当主の島津斉興(しまづなりおき)によって建てられた日本庭園です。

1877年の西南戦争で焼けましたが、斉興の息子である島津久光(島津斉彬の弟)が再建しました。

太平洋戦争で再び焼けてしまいましたが、今では茶室と庭園が残っています。

鹿児島観光の際には、ぜひ訪れてほしいキレイな日本庭園です。心が洗われるような素敵な場所ですよ。今日は定期的に開催されるお茶会にも参加してきました。

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黒門(玉里邸の入口)

ここが玉里邸庭園の入り口です。今では鹿児島市立女子高校の校庭の一部分になっています。遠くから部活動に打ち込む学生の声が聞こえてきます。

玉里邸庭園の黒門

ここを再建した島津久光公がお墓に運ばれるときに通るために作られた黒門です。わわっ、失礼のないようにしなくては・・・。

玉里邸庭園の黒門

 

 

玉里の由来

玉里(たまざと)とは、この庭園を建築した斉興の別称(ニックネーム)が「玉印」だったことに由来します。玉里庭園周辺の地域も玉里と呼ばれています。

 

玉里邸庭園の絶景

黒門をくぐるなり、美しい景色に目が覚めるような思いがしました!

見てください!この美しい日本庭園を!池の水面に映る緑が美しいです。

玉里邸庭園の眺め

こちらが茶室です。隣に設営されたお茶会の受付が始まっていました。もともと参加するつもりで来たのではなかったのですが、「いったいどんなお茶会なんだろう?」という好奇心に負けて参加してみることにしました!

ちなみにお茶会は10時、11時、12時の3回ありました。500円で参加できます。

定例茶会のスケジュール確認はこちら

玉里邸庭園の茶室

お茶会が始まる前に撮影したワンショット。庭園をみていると時間が過ぎるのを忘れます。斉興公や久光公も同じような感覚を楽しんでいたのでしょうか。

玉里邸庭園の眺め

この落ち着いた感じが大好きです。なんとなく子どものころに祖母の実家に帰ったような感覚がしました。

玉里邸庭園

茶室から眺めた庭園の風景

玉里邸庭園

 

お茶会に参加

ドキドキしながら茶室の中に案内されました。私以外の参加者は年配の方が多く、打ち解けた雰囲気で会話しています。みなさんは何度かお茶会に参加されたことがあるようでした。わ、私だけ初心者!?どうしよう、お茶の作法も何もわからない・・・。汗

茶室のなかはとてもきれいです。日本建築は心が落ち着きますね。

玉里庭園

お茶菓子が振舞われるのですが、お茶の作法を知らない私は、隣に座っている方に教えていただきました。(恥ずかしい・・・)

お茶会に参加する前に、ある程度マナーを学んでおけばよかったと反省しました。

玉里庭園の茶室

お茶会の様子です。私を含めて、合計5名の方が参加されていました。

玉里庭園のお茶会

お茶菓子の様子です。ちょうど玉里庭園を訪問したのは2月で、ところどころに梅の花がかわいく咲いていましたが、まるで梅の花のようですね。

とってもかわいらしかったので、思わず撮影してしまいましたが、本当なら茶法マナー上控えるべきだったかもしれません。(恥ずかしい)。

中には小豆が入っていて、とっても美味しかったですよ。苦みのある緑茶にピッタリだと思いました。

玉里庭園のお茶会のお茶菓子

まだ寒い時期だったので、冬用の湯吞みを出していただきました。割と大きい目の湯呑みで、口につけると、顔全体に暖かい湯気があたって温もりを感じることができます。

玉里庭園のお茶会

この縁側にある模型は、玉里庭園の茶室の壁の構造を示しています。

玉里庭園の茶室

掛け軸の下に飾られていた梅の花の様子です(ちょうど梅の花が咲き始める季節でした)。とても高価な梅のようです。

玉里庭園の茶室

縁側から眺めた庭園の様子です。清水がコポコポと音をたてて流れていて、心がやすらぐのを感じました。島津久光公も同じ景色を眺めていたと思うと、感慨深いものがありました。

玉里庭園

茶室の明かり。

玉里庭園

 

玉里庭園を散策

お茶をいただいた後に、庭園を見て回りました。

石灯篭(いしどうろう)がいくつかあるのですが、それぞれがユニークな形をしています。

玉里庭園の石灯籠

 

夜になって、石灯籠の火が池の水面に映える様子は、きっと美しいでしょうね。^^

 

玉里庭園の石灯籠

 

面白い形の石灯籠です。近くに寄って観察すると、彫刻の細やかさに驚かされます。

玉里庭園の石灯籠

 

池の真ん中にも石灯籠がありますが、ここに火を灯しにいくのは至難の業なのでは・・・?(;´・ω・)。

玉里庭園の石灯籠

 

玉里庭園の入り口にある石を何十にも積み重ねた石がありました。

玉里庭園

 

玉里邸が建てられた当初からある昔の水道です。

玉里庭園の水道

 

玉里邸庭園の動画

玉里庭園で撮影した写真をつなげて動画にしてみました。ぜひ、ご覧ください!

 

玉里邸庭園の観光情報

アクセス

鹿児島中央駅で市営バス(11番線、8-2版番線)に乗り、女子高校バス停前下車。(約30分)

駐車場:黒門(玉里邸の入り口)の向かい側にあります。(無料)※割と狭いので停められない可能性があるので公共機関の利用をオススメします。

開園時間

09:00-17:00 (休園日:毎週火曜日、年末年始)入園料:無料

定例茶会のスケジュール:玉里庭園ホームページをご参照ください。(こちら)

電話

TEL:099-222-2627(玉里邸庭園管理事務所)

住所

鹿児島市玉里町27番20号

地図

〒890-0012 鹿児島県鹿児島市玉里町27−20

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この記事は鹿児島地元人のララが書いています。

The 28th Shimdzu clan’s leader Shimadzu Narioki built Tamazato Garden in 1835. Seinan Civil war burnt down the garden in 1877, but Narioki’s son, Hisamitsu, re-built the garden. The 2nd World War burnt the garden gain, but the tea house and parts of the garden have remained. I think that this is a nice place for foreign travelers to appreciate the beauty of Japanese garden. I felt my heart was purified and relaxed at the garden. I also participated in the regular tea ceremony which is open for public people.

(さらに…)

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