『西郷隆盛に関係する場所を巡ってみよう♪』と思われる観光客の皆さん☆いざ巡ろうと思っても、土地勘がないとなかなか満足に巡ることができませんよね(;^ω^)
そんな方のお役に少しでも立てるように、地元っ子なりのおススメ観光コースをご紹介します!
CONTENTS
①「時間がない!それでも少しでも巡りたい!」という方!
限られた旅行の時間で気軽に立ち寄れるスポットをご紹介します。
鹿児島中央駅周辺エリア
鹿児島中央駅近くには、『西郷隆盛の生誕地』・『維新ふるさと館』がありますよ!
こちらの2カ所なら、鹿児島中央駅から徒歩10分以内で到着できます♪
西郷隆盛生誕の地
1828年(文政10年)西郷隆盛はこの場所で生まれました!
維新ふるさと館
明治維新の頃の薩摩藩と日本の歴史について学ぶことができます!
西郷南洲宅地跡
西郷隆盛の2件目の家です。大出世、離婚、島流し…、ここで過ごした人生は激動そのものでした。
西郷隆盛の武屋敷跡
西郷隆盛の3件目の家です。明治維新から西南戦争まで住んでいた場所です。
鹿児島空港周辺エリア
鹿児島空港のすぐ隣にある『西郷公園』に行くのがおススメです。
こちらの公園は鹿児島空港の道路を挟んで目の前にあります。巨大な西郷隆盛像が出迎えてくれます。
西郷公園
日当山西郷どん村
清姫温泉
塩浸温泉龍馬公園
②交通手段をフル活用
せっかくの鹿児島。できたら、鹿児島の自然・人・空気を感じながら旅をしてもらいたい!
自分の足と地図を頼りに西郷隆盛関係の観光スポットを巡る観光コースです。
西郷隆盛に関係する名所は、意外と鹿児島市中心部に集中しています。
時間に余裕のある方は、ぜひ鹿児島市内の交通機関をご利用ください♪
特におススメなのが、かごりんを利用して南国鹿児島の風を感じながらの名所巡りです☆
かごりんとカゴシマシティービューの2つを上手に活用すると、かなり充実した観光ができます♪
自転車(かごりん)
かごりんは、鹿児島市内で自由に乗ることのできるレンタル自転車です。
鹿児島中央駅にもポートがあるので、新幹線を降りてすぐに利用することができます。
かごりんを停めるポートは鹿児島市の中央部の観光スポットをほぼ網羅しています。
かごりんについては以下の記事をご参考にしてください。
かごりんを利用して西郷隆盛関係の観光地を訪問する場合、次のような観光コースがおススメです。
※観光地によるたびにポートで自転車をいったん返却します。
鹿児島中央駅到着
かごりんに乗って、いざ鹿児島観光へ出発!
↓
西郷隆盛生誕の地・維新ふるさと館
維新ロード(甲突川)を南下し、西郷隆盛生誕の地や維新ふるさと館を訪問
※かごりんポートでかごりんをいったん返却。
↓
西郷どん大河ドラマ館
維新ロードをさらに南下し、『西郷どん大河ドラマ館』を訪問
大河ドラマ館のホームページはこちら
※かごりんポートでかごりんをいったん返却。
↓
交通量の多い天文館を避けパース通りを海の方向(桜島側)へ進む。
桜島を眺めながら海沿いを疾走!途中でドルフフィンポートで休憩もおススメです。
↓
官軍本営跡
鹿児島市役所は西南戦争(1877年)で官軍の本営があった場所です。
※かごりんポート(市役所)でかごりんをいったん返却。
↓
私学校跡
西南戦争で飛び交った無数の弾痕が石垣に残り、戦闘の激しさを感じることができます!
↓
西郷隆盛終焉の地
西郷隆盛が最後を迎えた場所です。
↓
鶴丸城
↓
西郷隆盛像
鶴丸城の二の丸跡に軍服を着た西郷隆盛の銅像が立っています。
※かごりんポート(市役所)でかごりんをいったん返却。
↓
照国神社
下級武士にすぎなかった西郷隆盛を大抜擢した名君・島津斉彬公を祭る神社です。
探勝園
島津斉彬の養子・島津忠義の銅像があります。忠義は西郷隆盛を大いに頼りにしました。
↓
中央公園で一度かごりんを返却
⇒再びレンタルして平田橋方向へ進む
⇒甲突川の遊歩道を通る
↓
大久保利通銅像
↓
鹿児島中央駅
※かごりんの利用方法に十分ご注意ください。無理をしないことが楽しむ秘訣です☆
バス(カゴシマシティビューバス)
バスならば、「カゴシマシティビュー」や「まち巡りバス」を利用すると効率よく観光できます♪
各観光名所のすぐ近くに停車するので、足腰に自信がない方にはとてもおススメです。
また、島津斉彬や篤姫との関わりが深い『仙巌園』・西南戦争の最終戦地『城山公園展望台』・西南戦争の際に身を潜めていた『西郷洞窟』など、西郷隆盛には欠かせない名所にも停車するので、ぜひとも利用していただきたいです♪
バスのコース・観光スポット
「カゴシマシティビュー」や「まち巡りバス」を利用すると、以下の西郷隆盛の観光スポットに行けますよ!
次のバスの出発時間を確認した上で、ゆっくりと散策をお楽しみください☆
鹿児島市電
鹿児島市では昔ながらの市電が運行されています。
市電は鹿児島駅に始まり、繁華街・天文館を通って、鹿児島中央駅方面・谷山駅方面の2線あります。
朝6時頃~22時頃まで運行されています。
便数が多いのは利点ですが、鹿児島中央駅周辺・『西郷どん大河ドラマ館』以外は、観光スポット近くには停車しません。
下車後は徒歩やバス・タクシーなどでの移動となりますので、観光プランを立てる際には、市電もうまく活用してくださいね♪
(たとえば☆かごりんで西郷隆盛像前か照国神社近くの中央公園内にある返却ポートでかごりんを返却し、その後は徒歩で天文館を散策⇒市電で鹿児島中央駅へ戻る といった感じです。)
③悠々自適☆レンタカー・タクシーを利用して、思う存分に西郷隆盛に触れるコース!
鹿児島市は天文館・鹿児島中央駅を中心に交通網が整備されていますが、鹿児島県全体はなんせ土地が広い!
西郷さんは鹿児島県内色々なところに行っては、狩りや温泉で休暇を楽しんだりされています。
市町村別に西郷さん関係の観光スポットをまとめました。
鹿児島市エリア
座禅石
西郷隆盛が大久保利通たちと座禅に励んだ場所があります。
西郷隆盛蘇生の家
1858年、月照上人と鹿児島湾に入水。西郷隆盛だけが助かりました・・・。
西郷武屋敷跡
鹿児島中央駅西口から歩いてすぐの場所にあります。今では閑静な住宅街に佇む公園になっています。
西郷野屋敷跡
西郷隆盛は鹿児島に下野した後、基本的には武屋敷に住んでいましたが、来客をさけるために、この野屋敷で泊まり込みで農作業をすることもありました。
石橋記念公園
西郷どんで登場する篤姫が、江戸に嫁ぎに向かうときに通ったと伝えられる石橋があります。
異人館(世界文化遺産)
集成館事業でイギリス人技師のための宿泊所として建設されましたが、西南戦争では負傷者の病院となりました。
錦江湾よりみちクルーズ
1863年の薩英戦争は西郷隆盛が流刑先の沖永良部島から復帰するきっかけになりました。
桜島フェリーが1日1便運航する「錦江湾よりみちクルーズ」では、薩英戦争で砲台が築かれた神瀬(かんぜ)を巡ることができます。
桐野利秋の誕生地
西郷隆盛を尊敬し、最後を共にした忠臣。
別府晋介の誕生地
最後の戦いで西郷隆盛を介錯した忠臣。
南洲翁開墾地碑
征韓論に敗れ帰郷した西郷隆盛が、島津斉彬の遺志を継いで開墾に励んだ場所です。
霧島市エリア
西郷公園
鹿児島空港を降りてすぐの場所にあります。
龍門司坂
西郷隆盛たちが西南戦争に向かった場所です。「西郷どん」のロケ撮影も行われました。
塩浸温泉龍馬公園
西郷隆盛のすすめで坂本龍馬がハネムーンを過ごした場所です。
日当山温泉
こちらでも西郷隆盛が訪れたという記録が残っています。
日当山西郷どん村
西郷隆盛が宿泊していた農家が再現され、馬をつないでいたというイヌマキの木があります。
薩摩川内市エリア
長野滝
西郷どんが主君・島津斉彬の病気平癒を願い滝に打たれるシーンで登場しました!
川内高城温泉
西郷どんも愛した温泉。泉質も良く美人湯としても有名ですよ♪
湧水町エリア
栗野岳温泉 南洲館
西郷隆盛が1か月滞在し、「ここは仙郷にござそうろう」と絶賛した温泉。
日置市エリア
中島温泉旅館
西郷隆盛が3回も来たことがあるというお気に入りの温泉です。
南九州市エリア
知覧武家屋敷群
「西郷どん」のロケ地になりました。武家屋敷が現存する薩摩の小京都です。
指宿市エリア
鰻温泉
佐賀の乱で敗れた江藤新平が、ここで逗留中の西郷隆盛に決起を呼びかけました!
今和泉島津家別邸跡
篤姫が鹿児島で幼少期を過ごした別邸跡があります。
大隅半島エリア
西郷隆盛逗留宿所
私学校の生徒が弾薬庫を襲ったとき、西郷隆盛はこの屋敷に宿泊していました。
この知らせをきいたとき「ちょっ、しもたー!(しまった」とため息をつきました。
雄川の滝
NHK大河ドラマ西郷どんのオープニング撮影ロケ地。
沖永良部島
西郷隆盛上陸の地
沖永良部島での上陸地。苦難の生活の始まりでした。
南洲神社・西郷南洲記念館
流刑された西郷隆盛について学べます。敬天愛人の思想はこの地で生まれました。